湯河原・真鶴の野生生物を観察し、写真に記録すること。
フクロウの巣内に変化があった。

2014:12:18:7279
8年前に松枯れにあい、ボロボロに崩れてきたが、まだ数年利用できるかも/
2014:12:18:7217
上が今回撮影で、下が5月14日、ペリット採取前の状態。今回のが5センチぐらい低いか/
2014:5:14:1378

2014:12:18:7238
白い骨のような、食痕のようなものが見える/
2014:6:2:1901
今年の6月2日撮影/探検隊メンバーでフクロウのペリットを観察中/

先日、久々にフクロウの巣をのぞいたら、不思議なことが起こっていた。
今年の6月2日、探検隊のメンバーでフクロウの巣に大量にあったペリットを取り出す作業をしたとき、巣内に堆積した木屑ごと深く掘り出したのだが、それがなんとまた埋まっていたのである。

6月2日の写真の中央あたりに二つ広げているのがそのペリットやら木屑だが、樹洞に20センチは堆積していて、上半分はペリットばかりで色はグレー、下半分は茶色の木屑の中にネズミの骨などが埋まっている状態だった。
これを掘って、最後まで取り出したから中は深くえぐれた状態で最後にのぞいた穴の中は茶色だったのだ。

それが、今回撮影したように、底が埋まっていてしかも平だし色もグレーである。一瞬、???となったが、フクロウが卵を産むために産座を作るをいうのが知識としてあって、これがそれだな、ってそのときはそう思った。

しかし、調べてみるとフクロウは2月頃から巣の清掃を始め、産座を作るのは産卵の2、3週間前だそうだ。そうであるならこれはどうしたことだろう?
しかも、よく見ると底に白い骨のようなものがある。これはフクロウが小動物を食べた痕で、ペリットが崩れたものかもしれないと思えたが、採取してこなかったのではっきりしない。
フクロウは繁殖期以外でも巣を利用することがあるのだろうか?

も一つ考えられるのは、アオバズクが6月2日以後にここで産卵、子育てをした可能性。
夏の林道でアオバズクの鳴き声を聞いているので、フクロウの巣立ち後にこの樹洞を利用することがあるかもしれない。
次回林道へ行ったら、この残骸のようなものを少し採取してこよう。




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巣の中にペリットや羽根などが堆積!?


2014:5:14:1378
巣穴のほぼ全景。奥の方には何か腐ったものでもあるふうで、匂いが強烈。
2014:5:14:2:1410
鳥の体羽が見えるが、あるブログの掲示板でコジュケイの可能性を言われた。
2014:5:14:2:1414
毛玉のようなダンゴはネズミを食べたペリットだろう。中に骨などが入っているハズ?


14日は久しぶりにフクロウの森へ入り、巣穴を確認してみた。巣のある松は枯れてから7年目になり、外観はもうボロボロだけど、頑張って倒れずにいる。周囲の松も70、80パーセントが枯れてしまい、見るも無惨。だけど、樹洞の松が倒れさえしなければフクロウは栄巣するだろう。が、通常ならすでに巣立ちを終えている時期で、子育てが成功していても、巣の中にはヒナはいないハズ。まあ、もしもということを考え一応、カメラを構えて近づいた。しかし、予想通り穴の中には誰もいなかった。

で、この洞をのぞいたとき、不思議に思ったのが、穴の中に堆積物がたくさんあり、底から20センチほど埋まっていたこと。チビが巣立ったときは、巣の底にはペリットもないし、鳥の羽根などが少しあるだけできれいなものだった。ヒナが自分で糞やらペリットなど外に捨てているのだろう、案外清潔好きなのかも、と思っていた。それに、これほど底上げされたら、ヒナが隠れることができなくなる。だから、堆積物で埋まっているのが理解できなかったのだ。

しかし、ネズミの毛のダンゴ(ペリット)がたくさんあるし、食べたと思える鳥の羽毛もいくつか落ちている。中を覗き込むと、獣の匂いがし、何か腐ったものでもあるのか、小さなムシが動き回っていた。こんな不潔な状態でヒナが生活できるか疑問なのだが、しかし、これらはどう考えても生活痕だろう。ひょっとして、一羽のチビなら清潔にもできるが、数羽が一度に育てば、こんなことになるかも、と推測した。ということは、今年は子育てに成功したのかも? 数羽巣立ったとすると、母フクロウがだんだんたくましくなり、テンなど追っ払ったのだろう。

このとき、入れ物や道具もないし、後日巣の中身を分析しようと思ったが、まだやれていない。バケツやピンセットや目の細かいふるいなど持参し、一つ一つバラしてみようと考えているが、明日は雨だし、そのあとはしばらく海が続くし、ヤマネのお宿もそろそろ一ヶ月経つし、昨日はただ8キロ歩いただけだし、今日は車検などでであれこれ動き回ったし、なんだか忙しいような・・・。ま、これらは逃げないだろうから、ゆっくりやろう。それとも先にバケツにでも移しておいた方がいいのだろうか?

このときは、資料になるような写真が撮れなかったが、次回分析のときに撮り直しいたしまする。



ポスターの〜pm14:00はウソ!


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アバウトな性格はどうにも変わらない。
ポスターに書き込んだ開催時間、「~pm14:00」としたもの、「~pm4:00」のつもりだったが、これも実際は「pm6:00までは大丈夫のようである。
(実際のポスターは印刷段階でpm4:00までとなっている)
最後の詰めが甘い私は、いつもこんな調子なのだ(トホホ)。


写真は写真展にも出展するフクロウ。これも以前アップしているが、前ブログは写真サイズが小さく固定されていたから、トリミングして大きく見せていた。しかし、これがホントの画角なのだ。

野生動物はリスをのぞいてほぼ夜間に活動するし、一般的に動物はみな夜行性と思われている。だけど、完全な夜行性は少ないのだ。
フクロウはそのめったにない完全な夜行性だが、そのフクロウですら写真のように日中に動く。
このときは私が巣に近づいたからだが、通常は遠くに察知した段階で逃げるから、姿を見ることはまずない。
子育てを始めた、最初だけこんな遭遇ができるが、卵が孵化してなかったら巣を放棄する確率が高い。

ま、巣立ちした子フクロウは日中前項のように低い枝で寝ているが、近くで見守っている親フクロウも同じようにほとんど目を閉じて寝ているのだ。
でも、私が見ているときでも、他で音が聞こえたのだろう、そちらへ顔を向けて確認していた。(その写真はボケてしまい残念)。

また、フクロウは日中、他の鳥に発見されると激しいモビング(擬攻撃)を受ける。カケスやアオゲラのけたたまし鳴き声が周辺に響き渡るのだが、夜食べられる恨みを日中はらしているのだろう。
それが、枝で寝ているのを発見できないのだから、不思議である。動物はやはり動くものしか捉えられないのか。図形認識が弱いのだね。

今日も寒いね〜。

ポスター貼らなきゃ!

2008:5:8:4:0084


まごまごしてたら、写真展まで1ヶ月を切ってしまった!

本気でやるのだが、なんだかまだピンときていない。
今日、寒いけど印刷してもらったポスター、残っているのあちこちに貼りに行かなきゃ!

今回は写真展の第一回目として、湯河原・真鶴に多様な生物がいるのを知ってもらうのが目的だが、先々はフクロウ展だとか、ニホンリス展、植物展、魚展などそれぞれでできればいいかな、なんて考えている。

また、どこかにポジションをもらって、季節の移り変わりが分かる生物の写真をたとえば一ヶ月に一回、差し替えていくとかしてみたい。
飲み友達の真鶴診療所の先生が「いいよ」なんて言ってくれそうだから、きれいな待合室あたりに貼らしてもうらおうか?
たぶん待ち時間中にすることないから見てくれそう。

写真は以前にも載せたもの(写真展には出さない)。そのときはトリミングして顔アップにしたが、こちらがほぼノートリ。
こっちの方が雰囲気が伝わるような。フクロウはやはりトトロだな〜。

写真の解説:

考えてみたらこの写真の状況が分からない人もいそうなので、少し解説をしておこう。
このフクロウのチビは、巣立ち後、たしか2、3日目。フクロウの巣立ちは他の鳥と違い、羽根が生えてない状態でクチバシとするどい爪を使いやる。巣穴がから降り、このときは50mほど巣から離れた細いカエデの枝の、地上3、4mほどに上っていた。

明るい日差しの中で、ぴくりとも動かず寝ていたが、これではまず見つけられないだろうと思った。あきらめて帰ろうとしたとき、ふと目に入ったのだ。
そんで、近くに親フクロウがいて守っているはずと必死で探したら、直線で数10mの松の枝にいた。
その写真は何度もアップしているもの。

ま、ラッキーな観察だった。