湯河原・真鶴の野生生物を観察し、写真に記録すること。
初めてのサンカクヅルの実は意外にも甘かった

2015:10:8:6738

2015:10:3:6703

むかし、田舎の小学校の通学途中ヤマブドウをよく採り食べていた。ま、ヤマブドウだけでなくクリや柿をはじめよそんちの畑のスイカやトマト、メロン、桃やブドウとなんでも食べてたが、サンカクヅルというのは知らなかった。ここ湯河原にはヤマブドウは無いがよく似たサンカクヅルがある。

サンカクヅルは探検隊の湯河原探索の折り、isa隊員らに教えてもらったが、見えたのは高いところの葉っぱのみで、たしかその実は「ヤマブドウより美味しい」と聞いた記憶があった。でも実はまだ見てなかった。

先日、のんびり散策してたとき、ふと気付くと手の届く位置にこのサンカクヅルの葉があるではないか。これはひょっとしてと探すと、黒い実を付けた小さな房が二つだけ見つかった。これを口に入れてみると少し酸味はあるもののタネの回りが意外とあんまい。小さくて食べごたえのないやつだけど、自然の中にあるブドウであり野趣たっぷり。市販されてる大きな粒のブドウに勝る味わいがある。

その日は友人宅の飲み会に呼ばれてたこともあり、飲み仲間が手作りした竹のカゴにこのサンカクヅルとサルナシ、アケビ、ヤマグリ、ガマズミを採って飾り付け、テーブルの上に置いて秋を味わってもらった。
ついでに前日釣った大アジ、ヒラソーダ、イトヨリなども刺身で出たから海の幸山の幸が並んで私としたらとてもいい気分。

そんで昨日の散策中、サンカクヅルが周辺にもっとないだろうかと探してみたら、道路の反対側にたくさん見つかったのだ。ただ、蔓が樹冠を覆っていて、手が届くところはほんのわずか。しかも実の付きが悪くパラパラしたのが片手一杯ぐらいしか収穫できなかった。
ま、も少し高いところにまだそこそこあって採ろうと思えば採れたけど、次の楽しみに残しておいたのだ。

2015:10:8:6727

2015:10:3:6690

この日の本来の目的は前回サルナシがびっしり生ってる株を見つけたから、これを食べにきているものがいないかどうか痕跡を探すこと。爆弾低気圧の強風で地面に大量にゴロゴロ落ちているのに誰も食べてないのが気になっていた。
美味しそうなアケビですら手を付けてなかったから、ハクビシンやタヌキ、テンは里に下りて柿などを食べているのか、それともあちこちで空から食料が降って来たから手が回らないのか、などあれこれ詮索していたのだ。

結果、よく分からなかったが、とりあえず落下物はみな無くなっていた。でも、地面からでも届くサルナシが熟れてシワシワになっているのに、写真のように大量に残っていた。まあ、糞の大きさからして一度にそれほどたくさん食べるわけではなさそうだから、このサルナシも徐々に減っていくのだろう。シワシワのサルナシ、旨いので30、40個ぐらい私が食べてしまった。皮ごと食べればよかったかもしれないが、舌で潰して食べたからいまだに舌がひりひりする。今年はサルナシもアケビも豊作のようだ。


スポンサーサイト
サルナシはなぜ残ったのだろ?

2014:11:4:3925

2014-11-4-3937.jpg

hakubi3-4.jpg

4日、「ヤマネのお宿」を回収する目的で、林道へ行ってきたが、その報告は次にするとして、前回のサルナシが気になり、それを確認してきた。

そしたら、ありましたよ、まだ。熟れてシワシワになりつつあるのが、手を付けられないままそっくり残っていた。前項でもふれたが、これがなぜ残ったのだろうと、再び疑問がわいてきた。ハクビシンもテンもサルナシは大好物である。

ただ、撮影箇所を示した写真の木にはてっぺんや他の箇所にもサルナシの蔓が巻き付いていて、これらには一個も果実が残ってない。周辺にも別のサルナシがあり、青い果実がたくさんぶら下がっていて楽しみにしてたのに、いつのまにか無くなっていたから動物はこれらを食べにきて、撮影箇所近くまで近づいていたはずなのだ。

だけど、ハクビシンもテンも目で見つけるのは無理だろうと思う。地上からはまず見えないし、木を登っても枝の先端からかなり離れているし、しかも夜だ。匂いだろうか?
そもそもハクビシン、テンはどうやってサルナシを見つけるのだろ?ここでも一度、それを考えてみたい。

●場所と時期を覚えている
●目で見つける
●匂いで発見する

ちょっと考えるとこんなことろだが、先に書いたように目で見つけられる確率はかなり低そうだし、匂いもいくら鼻が利くからといって、まだ青い早い時期から食べているのを考えると、ちょっと疑問。
「場所と時期を覚えている」説も、毎年同じ場所に同じだけ生ることがまずないし、エサを確実に手に入れるには弱いだろう。

で、私が今回考えた結論。ハクビシン、テンがサルナシを見つける方法とは、まず強風などで落下した果実を主に匂いで探すこと。
その落下の多少で、樹上のサルナシの多さが分かるだろう。

総合力としてたとえば鳥が食べているのを見つけるとか、匂いが強くなれば最後の確認は目だろうし、目も重要ではあるが、やはり森の中の見えないものを探すには鼻の能力が一番。私がハクビシンに気づかれたときは鼻を高く上げてクンクンやっていて、目では分からなかったようだ。

だけど、樹上高く生っているサルナシの場所を匂いで特定するのは厳しいかも。なので「落下サルナシを鼻をメインに総合力で探す」だと思う。

最初の疑問、なぜ撮影箇所のサルナシが残ったか?は、撮影箇所がからんでる木の枝先からだいぶ垂れ下がっており、ハクビシンの手足の構造では蔓をつかまえてサルナシまで行き着くことができなかった、ということではないかと思っている。撮影箇所まで6メートルもあり(前項の3mは間違い)、危険なのもあるだろう。(このサルナシ、クルマのルーフに上り3mの高枝バサミで採りました。

あと、サルナシはまだ鳥が食べられるほどは甘くはなってなかったが、旨かった。


熟れたサルナシに手が届かなかった!

2014:10:28:3867

前回の林道で熟れたサルナシがたくさん生っているのを発見したが、地上3メートルぐらいの高いところにあり、手が届かず採れなかった。

前回は28日だから5日ほど経っていて、もう誰かに食べられている可能性がある。でも、テンもハクビシンもこれまで食べてないのは、場所が危険だからだと思ったが、単に発見できないだけというのもある? テンは視力で見つけるのか、それとも匂いだろうか? 3メートルは見えないと思うけど、低いところのサルナシから高いところへ序々に移っていく?

このシワシワになりつつあるサルナシはほんとに旨い。高枝ばさみをもって採りにいってこようか。
鳥も狙っているからやはり残ってないか?