湯河原・真鶴の野生生物を観察し、写真に記録すること。
サクラ林道の希少な植物に黄色いテープを巻いてきた

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オオヒナノウスツボ。これ、毎年草刈りされ種を落とすことがないまま生き続けていたのだろう。

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白銀林道のとは違う1株だけ残っていてしかも実を付けていたトモエソウ。これも刈られると種を落とせない。

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いまクサアジサイが盛りだった。この林道にはクサアジサイがとても多く毎年の楽しみ。

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ヤマユリもいまが盛りとあちこちで咲いていてくらくらするような強い香りを漂わせていた。左はオオバギボウシの花で、これもたくさんあった。

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ことしは珍しくウバユリの花が数株観られた。ウバユリは春にたくさん若葉を見る植物だが、誰かが好物にしているのか夏に花を咲かせることがほとんどない。

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この林道にはハナイカダが数株ある。これを初めて見たときはほんと驚いたね。

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シシウドもこのぐらいのときは美しく思えるが・・・。


迷走台風5号には困ったもんだが、なんとか土日は仕事ができたし、真鶴港への避難もなくて助かった。いま少し強い南風が吹いているけど、まあホッとしているところ。ここ最近は料理も代わり映えがしないし、ブロクの更新が滞っていたけど、久々に林道のことなどアップしてみる。

先週、気になっていたサクラ林道(実名を挙げると検索されるので勝手に命名)の希少な植物が刈られないよう、黄色のテープを巻き、回りを少し整理し目立つようにしてきた。というのも県の林道の担当者が変わり、毎年草刈り時期に連絡をくれていたのが無視されるようになったから。一個人の希少な植物を刈らないでくれ、なんていう注文などいちいち聞いてられるか、ってことなんだろう。テープをグルグル巻きにしたのはバアソブとオオヒナノウスツボとトモエソウとソウシシヨウニンジン。以前はシロバナショウジョウバカマやサクラガンピ、ヒキヨモギ、カキランにも目印を付けていたけど、カキランは盗掘され無くなったし、ヒキヨモギは逆に刈った方が良さそうだし、サクラガンピやシロバナショウジョウバカマは大丈夫そうだからそのままとした。意外だったのがトモエソウ。以前4株あったが一番大きく蕾を付けてた1株が盗掘され、他の3株は小さくひょろひょろで回りの植物に負け花を付けることがなく、もうだめだろうと諦めていたが、久々に探してみたら、1株だけ残っていてしかも実を付けていたのだ。で、白銀林道の3株とこの1株のトモエソウが今年咲いたのだ。

話は変わるが、植物観察しながら歩いていると、上空に大きな猛禽を発見する。はじめノスリかなって思ったが、とても大きくてすぐ違うのが分かる。でもノスリかと感じたようにトビとは形が違うのだ。しかもでかい。ということはクマタカか。カメラのレンズがマクロの55ミリだけど、とりあえず記録だけでもとカメラを向けるとスーッと視界から逃げていく。消える瞬間の後ろ姿は捉えたが、これからは正体が判別できなかった。だが、トンビならレンズを向けてもすぐ消えるようなことはめったにないから、これはたぶんクマタカではなかったろうか、と思っている。その前週林道を歩いた時、ノスリの巣立って間もないヒナと思えるのが林道から飛び立ち、すぐ近くの木の枝に止まった。以前のフクロウのヒナのように追っかけると短く飛んで遠くに逃げないのだ。巣立ちがこの時期なのが疑問だが、でもそうしか考えられなかった。とまあ、2週連続の猛禽との出合いだった。



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初めて見る花だと思うが、これなんだろう? マルバハギだった!

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マメ科の植物でヤブマメなどに近い種と思うし、見たことがあるようなないような。健忘症で忘れてしまったのだろうか?失礼いたしました。早咲きのマルバハギでした。
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初めて傷一つないきれいに咲いたトモエソウを見た。一日花なので、たぶん昨日の朝咲いたのだろう。

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林道から帰って急いで作った昼飯のベーコン野菜炒め定食。ま、あえて載せなくてもよさそうなもんだが。


昨日は午前中雨がないのが分かっていたので運動がてら林道を散策してきた。そして、初めて傷一つないきれいに咲いた花弁とシベのトモエソウを見て感激する。トモエソウは一日花なのでこれまで見たのは数輪咲いていても萎れたのがほとんどで、これほど美しいのは初めてのこと。トモエソウを見るなら一番花ということなのだろう。で、これを見たあと、しばらく歩いてたら、ピンク色した写真の花を一株発見。一見マメ科のヤブマメの仲間に思えたが、調べてもよく分からない。以前見たことがあるような気もするが、ここのところ健忘症がひどいので忘れてしまったのだろうか。すみませぬがどなたか教えてくだされ。下の料理は林道を歩いて腹がへり帰ってから急いで作ったベーコン野菜炒めと林道でいただいたフキのきゃらぶき。取り立てて見せるほどのものではないが、ま、ほぼ毎日の習慣となっているような。味付けに醤油を垂らしたからもやしが少し茶色くなってるが、炒めすぎたわけではありませぬ。このぐらいの野菜を毎日摂るといいんだろうね。


今年初めてレモンが1個だけできた

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ここのところ台風ばかりで10号が出戻ってくるし、4週連続で真鶴港への避難となりそう。ブログ更新も滞っているから、今回は話題にできそうな我が家の庭事情でもとりあげてみる。というのも、レモンの木を植えて5年目の今年、たった一個だけだけど実が付いたのだ。昨年花が5、6輪咲いて楽しみにしてたら一つも実にならず、今年30輪ほど咲いたからこんどこそ生るだろうと期待してると子房が6個でき、よしよしと思ってたらいつのまにか姿が消えていてがっくり。でも、よくよく探したらこの一個があった。しかし、レモンの実って尻を上に向けて生るんだね、驚いた。これを遠くから見ると葉っぱと見分けがつかないから、一種の擬態かもしれない。

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これは同じ柑橘系で、植えてから10年ぐらい経ったスダチだが、去年たぶん300個ぐらい生ったけど、今年もまた大量に実を付けている。去年はこれでポン酢を作ったり、焼き魚に絞ったり、焼酎に入れて飲んだりと、ずいぶん楽しませてもらった。今年もできるね。

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これも今年は一個だけしか生らなかったゴーヤ。植えたのが遅かったせいかもしれないが、近所も今年は不作の様子。ま、レモンmそうだが食べるというより成長を見るのが楽しみとなっているかも。

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これはヒメシャラでいま花の終盤だ。このヒメシャラ、庭に植えたわけではなく自然に生えてきたもので。昨年台風で折れ、背丈が低くなっている。この地方はヒメシャラが森に自生しているからそんなこともあるのだろう。こんな実を付けるの知らなかった。鳥が運んだのかも知れないね。

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湯河原の森から種を採取して、清川村のやまぼうしさんのとこで育ててもらい、その株を頂いて我が家の庭で咲いたバアソブ。バアソブは絶滅危惧種で神奈川県全体で10株ぐらいしか無いと思われていたが、湯河原で私が見つけ、安全策で種を育てたけど、その後群落も見つけたし、ま、観賞用として楽しもう。

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我が家の庭周りで今年やけに多いのがこのホトトギス。だいぶ前から咲いていてもう終盤のようである。まだいろいろあるけど、とりあえずこのぐらいにしときます。
ニリンソウを食べるのは度胸がいるね

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ニリンソウの群落。1、2年見ない間に倍以上の面積に広がっていたし(木の左側にも続いているが上手く撮れなかった)、飛び石のようにあちこちに株があった。

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左がニリンソウで右や右上がヤマトリカブト。よく似た葉がこんなに接近してるからややこしい。

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手に持ったのがニリンソウですぐ右がトリカブト。その右の2枚の葉はよく見るとほとんどニリンソウ。危ないね。

連休の2日はお客がなくて久々に林道を9キロほど歩いてきた。半年も歩いてないと膝に体重がかかり少し痛くなり、用心しながらゆっくり歩いた。カメラは一応動物が出てきても撮れるよう長いレンズにしているが、バイクや散策の人、山菜採りの人と賑やかだからまず無理で、運動と山菜採りにほぼ特化した。

山菜の種類はワラビ、セリ、ヤブレガサ、モミジガサ、ヤマウドの脇芽、フキ、ニリンソウと盛りだくさん。それらの半分以上を駅前の店に持ち込み、今日釣ったアマダイ、イトヨリ、カサゴ、サバも持って行き、釣りのお客さんと飲んだら、ワラビの煮物、セリのおひたし、釣った魚の刺身が出て、まあ手前味噌なことだった。

山菜の中で問題なのがニリンソウ。湯河原で私が知っているニリンソウのある場所はここだけだが、久しぶりにのぞいたら群落が倍以上に広がっていて驚いた。それに、飛び石のようにあちこち株があって勢力を広げているようす。これまで何年も見てきてまったく変わらなかったのに、なぜこの1、2年で急に変化したのか不思議でもある。

このニリンソウを初めて食べたときは度胸がいった。ニリンソウのすぐ脇にヤマトリカブトがあり、この時期のものは葉がそっくりで見分けがつかないのだ。今回、その写真を撮ってきたので見較べて欲しいが、2番目の写真の右がトリカブトで左がニリンソウ。3番目の手に持ったのがニリンソウでそのすぐ右がトリカブト。この右の株全部をトリカブトと思って撮影したけど、写真をよく見たら、右側の2枚の葉はニリンソウのようでもある。で、トリカブトの上部の葉を写真を拡大してみたらこれと同じだった。それぐらいよく似てるし、群落の中にトリカブトが混じることもあるから、これほど危険な山菜はないのだ。

見分け方はトリカブトの葉が微妙に切れ込みが深く細いのと、茎が太く枝分かれすること、また茎の色や葉の緑が濃いのだが、ニリンソウは茎が分かれずヒョロヒョロ細くて白いこと。確実なのは白い花の咲いたのがニリンソウで、トリカブトのは紫だからこれだけを採れば間違いは起こらないとか、あえて命をかけてまで食べなくともと書いたネット記事があったが、しかしな〜。ま、少しだけいただきました。

今日4日は大勢のお客さんだったのに強風と雨で中止。なので、自宅でネットや料理遊びかな。それと、水曜日は駅前の店に常連が集まる日。きっと、昨日釣った魚と一昨日の山菜の天ぷらが出るだろうな。

ワラビ、ヤブレガサ、セリをいただいてきた

2016:4:21
最初に発見した場所のバアソブが8株ぐらいあった。昨年花も蔓も少なく、ついに絶滅の道をたどり始めたかと思ったが、虫かノウサギにでも食べられたのだろう。

2016:4:21:2
1株増えて2株になっていたトモエソウ。しかし落ちた種は数100個あるだろうに、たった1株しか発芽しないとは厳しいね。


昨日、数ヶ月ぶりに林道へ行ってきた。まさかこれほど間が空いているとは思わなかったが、数えてみるとそのぐらい経っていた。ま、その間に包丁の研ぎ方を勉強し、料理を作ったり、鰹節を削って出汁を引くようになったりしたから、林道探索は停滞したけど、料理も素材のことを考えたりするから広い意味で自然探索だろうと思っている。

今回は、リハビリのつもりで主に山菜採りを目的にした。駅前の店でワラビの煮物が出たとき、もうこんな細いのしか残ってないらしい、というのを聞き、エッ、ワラビってそんな早かったっけ、一度は採りに行かなくちゃと思ったのだ。昔からワラビを食べて美味しいと思った記憶がないが、昨年自分で採ったのを料理してもらったら柔らかくてとても旨かったのだ。それにヤブレガサやモミジガサ、ヤマウド、タラの芽の天ぷらも食べたい。

しかし、以前から不思議だったのが山菜採りの人達が驚くほど山奥まで入り込んでいることだった。特にヤマイモ掘りをする人はすごくて、あちこちに痕跡を見る。日頃見かけないのに、広い山中からどうやって太く長いのを探し出しているのだろうと思うのだ。ある場所にはそこいらじゅうボコボコ穴が開いていて、木の枝の又などに厚い30センチ四方ぐらいの網の鉄板が挟んであったり、地面に何枚も置いてあったりした。

何かヤマイモ掘りの専門の道具だろうかと思ったがいくら考えても使用法がわからない。で、この項を書きながらふと考えたのが、ヤマイモの蔓を発見したとき、根元を切り離し、その上にかぶせておくこと。たしかヤマイモは蔓が元気な内は採らないように聞いた覚えがある。この網の鉄板は目印にもなるが、ひょっとしてイノシシ対策でもあるかもしれない。そんなことをする人はプロだろうか。この場所は特別大きな葉と太い蔓がよく見られ、一度掘ってみようかと思うがまだ試してない。

ワラビ採りの人も恐ろしい場所まで入り込んでいる。普通の人は草原のようなところで採ると思うが、木が低く臨床に陽がよくあたり、枯れたススキがところどころに生えていて、ノイバラがからむようなところが太くて長いワラビのポイントである。林の中をノイバラに引っかかりながら歩いていたとき、倒れた枯れすすきの中から長いワラビが何本も顔を出しているのをいくつも発見し、意外に思ったことがあった。昨日もそんな歩きずらい場所のワラビを探していたら、すでに折られたのがたくさんあり、いつもは人を見ないのにいつのまにこんな奥まで、と思うのだ。これもひょっとしてプロの仕業なのだろうか。

ま、それでも採り残したのが少しあったし(新芽が出たのかもしれない)、別の場所ではまったく手を付けてないポイントを発見し、私としたら大漁の150本ほどを収穫し、100本ぐらいを駅前の店に差し上げた。タラの芽はもう開きすぎていたし、モミジガサやヤマウドはまだだったが、ヤブレガサと柔らかいセリもいただいて帰ったのだ。

写真上は最初の場所のバアソブ。もうこれぐらいに成長してたし、8株ぐらいあった。昨年は花も蔓も少なく、ついに絶滅の道をたどり始めたように見えたが、蔓や葉を虫かノウサギにでも食べられただけなのだろう。下は1株増えて2株になっていたトモエソウ。しかし落ちた種は数100あるだろうに、たった1株しか発芽しないとは厳しいもんだね。ン?よく見ると3株ある?