湯河原・真鶴の野生生物を観察し、写真に記録すること。
ノウサギはツリガネニンジンも食べる

2015:11:5:6886
ツリガネニンジンを撮影してたら手前の株の茎が食べられているのに気づく

2015:11:5:6894
ヤマラッキョウ/

4日、4週間ぶりぐらいに林道へ行ってきた。10月は客がけっこう多かったのと料理やもろもろが忙しくずいぶんご無沙汰してしまった。森はそろそろ紅葉が始まっており、ハゼの葉の真っ赤のやヤマノイモの葉の黄色とか、山椒の実が熟して赤かったりしていた。

ヤマノイモのムカゴを少し頂いたりしながら気持ちいい秋空の下を散策したが、少し意外だったのが林道のあちこちがマユミのピンクでにぎやかだったり、ツルウメモドキがもう赤くなったりしていたこと。また、草刈りされた草原に行ったらツリガネニンジンやヤマラッキョウ、アキノキリンソウ、タムラソウなどがまだ咲いているしそこかしこにアザミがあったりする。ワルナスビで驚かされたが、花が咲き誇っているのを全部刈り取られでも、しばらくして全く同じに状態に咲くのである。これには目を疑ったが、他の植物もがんばるのが多いんだね。

その一つのツリガネニンジンを撮影してたら手前の株の茎が切られているのに気づいた。ノウサギがこの茎を食ったのだ。きっと花ごと口に入れたのだろう。ほんとノウサギは何でも食べるね。

2015:11:5:6827

それと、トモエソウの種が採取できないかと行ってみたらグッドタイミングで、実の先端が開き、種が落ちる寸前だった。5個の実があったが、2個の種を周辺に蒔き、2個をそのままにして1個分をビニールに入れて持ち帰った。実1つに数10個の種があったから充分だろう。
来年はトモエソウの花が咲いたところを見られるだろうか。

2015:11:5:6859
まだアカタテハがきれいな体で飛んでいた。遅いんだね。
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ノウサギはやはりクワの葉を食っていた

2015:10:1:6584
この長い枝の先端の高さは地面から100センチ以上ある/この写真の中だけで50枚以上の葉が食われている/

2015:10:1:6590
ここでは15枚ほどが食われている/このクワの木はセンニンソウに覆われている/


今日1日、少しだけ林道へ行ってきた。というかすぐに天候が下り坂になり、雨がパラパラしてきたので2時間も居られず帰ってきたのだが、散策途中ふと気付いたのが写真の食痕。少し前の項の道路に切り落とされたヒメコウゾと同じように葉が葉柄の途中から食べられたもの。

ただこちらは切り落とされた枝の葉でなく、茎は自立している。でも、これの不思議は枝の先端の高いところで1メートルを超えていること。ノウサギの笹の食痕は根元から40、50センチが多く、高くてもせいぜい60センチだった。ノウサギの体長から考えるとまあこれが限度だろう。

ところがこれらは60センチを超える高さの枝が多いのだ。考えられることは一つだけ。この枝は細くてたわむから、前足あたりで押さえつけて食べたのだ。成獣が後足で立ち上がると、口の高さが地面から50〜60センチ。それで前足を伸ばせばプラス20センチぐらいになるか。なんとか可能なように思えるが、しかし日常的にノウサギがそんなことをしているのだろうか。

もう一つ不思議があって、食べられた葉が合計70枚ぐらいあること。ヒメコウゾのとき15枚食べていて大食漢だと思ったが、それをはるかに超えている。2回に分けたとしても多いから3回以上だろうか。また、同じ場所へ通いそんな食べ方をするだろうか?

疑問はまだある。独立前の兄弟を引き連れた母親の仕業ということがあるだろうか?また、他にクワの木はたくさんあるのに、なぜこの株に集中したのか?

クワの木のノウサギ食痕はこれが初めてだが、たぶんこれまで見落としできただけだろう。もっとこのような食痕を見つけなくては何も分からんね。

ノウサギは柔らかい木の葉が好物?

2015:8:27:6267
林道脇に2、3時間前(たぶん)に刈り払い機で切られたヒメコウゾの枝が落ちていた/

2015:8:27:6257
3箇所の枝先から何枚もの葉が切り取られていた/

2015:8:27:6260
よく見るとノウサギの食痕と分かった/


昨日、林道で不思議な食痕を見つけた。道路脇に切られた木の枝が落ちていて、その枝先の葉が三箇所で切り取られたように無くなっていた。手に取りよく見るとノウサギの仕業であるのが分かった。

しかしこれはとても不思議に感じられた。この枝は葉の瑞々しさと切り口の新しさから2、3時間前に落とされたものと想像される。それをノウサギがどうして知り、あえて危険を侵してまで道路上に出て急いで食べたのか。

枝の切り口からすると刈り払い機を使ったように見えるから、そのエンジン音や枝が落ちる音は聞こえただろう。それと作業員が遠ざかって行く音も。それを待ってて素早く出てきて食べたのか。
それとも近くで隠れて見てて、枝がヒメコウゾのものと知って出てきたか。それならヒメコウゾの葉が好物だと分かるが、背の低い幼木の葉を食べて味を覚えたのだろう。
またノウサギが2、3時間の間でエサを探して行き当たったのか。でも、エンジン音は周辺に響き渡るからそれから逃げてたとしたら林道へ出てきたりしないだろう。やはり分かっていたのではないか。

もう一つ疑問に思ったのが、ノウサギはこのての柔らかい木の葉が好物ではないかということ。この枝の食べられた葉を写真を拡大して数えたら15枚もあった。大きな葉だし、きっと満腹になったことだろう。以前アカメガシワの幼木の葉を食べてたがこれも柔らかい葉だった。

だけど、木が成長するとノウサギの背では葉に届かなくなり、いつも指をくわえて眺めるだけ?でも、好みもあるのかな、考えたらヤマグワの葉も柔らかいし、ノウサギでも届きそうなのがたくさんあるけど、これまで食痕を見てないような。今度から幼木やクワの葉を注意して見ていこう。


ノウサギはほんと何でも食うね

2015:5:25:4430
10株ほどかたまってあるナルコユリがみな食われていた。
2015:5:25:4433
切り口が直線なのがノウサギの食痕の特徴。
2015:5:25:4436
茎の先端部分から食べ始め、ここが最後の場所ということか。
2015:5:25:4438
硬いところは残すのだろう。
2015:5:25:4440
ノウサギの食べ方の特徴で、少し斜めになる。

2015:5:25:4444
ナルコユリの近くにあったセリのノウサギ食痕。毎年この場所のセリは食べられている。
2015:6:1:4455
5月28日、探検隊のメンバーと発見したシロツメクサのノウサギ食痕。花だけ食べられている


5月の後半、林道を歩いていてある場所を通り過ぎてふと足が止まった。何か違和感を感じたのだ。

何年も通い、顔なじみになっているナルコユリが10株ほどかたまって生えている場所があるのだが、そこを通り過ぎて何かいつもと違う感じがしたのである。
振り返ってみると、やはり変。毎年この時期、どの株も長く首を伸ばし頭を垂れているのが、今年はなぜか短いのだ。

近づいてみるとやはり何者かに食われている。大量に食われているから、まさかシカが出現したのかとあせったが、切り口を調べるとノウサギだ。
それで安心したが、しかし毎年同じ場所で花を咲かせ実を付けるこれらの株が、食われているのを見たのは初めてのように思うし、他のナルコユリの食痕を見たことがない。私が気付かなかっただけだろうか。

ナルコユリの近くにノウサギのセリの食痕があったがこれは以前にも撮影したし、毎年見られるもの。そんなぐあいでこのナルコユリも毎年何度も目にしているのだ。また、28日、探検隊のみんなと林道を歩いたときに隊員が発見したノウサギのシロツメクサ食痕の写真も合わせて載せるが、いかにもノウサギが食べそうな植物だけど、これまでこんなのを見た記憶がない。
シロツメクサの花だけ食べていたけど、なら毎年のことだろう。まだまだ気付かない食草がたくさん隠れているようだ。

しかし、このナルコユリ、切り口の位置から考えると切り落とされた部分が30センチ以上ありそう。一株の食べられた葉は6、7枚あるだろう。葉は長い物で20センチ以上だし、それを一度に10株も食べる?そう思って回りに食べ残した葉がないか見たが、何も残骸はなし。
複数のノウサギが一緒に食べたとも思えないし、ノウサギは特別大食漢なのだろう。


私を追い越して行った子ウサギ


2014:9:26:1:3672


26日、今日は遅めの11時頃に林道へ上り、体力低下防止に歩くのを目的で8キロ散策してきた。

途中、小さなイタチが這うような低い姿勢でススッと道路を横切ったが、速すぎてカメラを構えられず。しばらく待ってみたが、そのまま出て来なかった。
でもま、久しぶりに動物を見られたなーと、それなりに感動したのである。

で、片道4キロほどの折り返し地点で、イタドリの花を撮影してたら、道路脇の草むらの中になにやら動物がいる気配がする。

それを無視して、周辺のイタドリのピンクと白の花が同じ株にあるのや、白い花でも別の形をしたのがあり、それを撮影しながら戻っていた。
そしたら、後から小動物が私を追い越し、目の前を小さくぴょんぴょん跳ねて進む。
でも、すぐ前のイタドリの根元に隠れたのだ。姿がうっすらと見える。

そんで、慌てず騒がず、レンズを300ミリに替えていると、なんと驚いたことにイタドリの陰から出て、私の前に姿をさらしちょこなんと座ったのだ。
うっ、こんなときにバッテリーの接触が悪くて、起動しない。それを直したら、こんどはオートフォーカスが効かない。それでも何発かシャッターが切れ、ボケてはいるけどかわいいのがなんとか1枚撮れたのだ。

これの考察はまたの日に。