湯河原・真鶴の野生生物を観察し、写真に記録すること。
親からはぐれた?ポン太かポン子

2015:11:17:2:6973
2、3mの至近距離で撮影したが、シャッター音は気にするものの顔をこちらに向けない/
2015:11:17:2:6980
「おい、どうしたの」と声をかけるとこっちを向いたが、恐怖の表情になっている/


カメラを忘れたときに限って動物が出てくるのだからがっくりくる。今日林道へ入ってすぐのところで、小さな動物がお尻をこちらに向けたまま立っていた。始めその小さいのと逃げようともしない動きから、ネコかもと思ったが、まるまるとした尻と毛色ですぐ子タヌキと分かる。

このときは親とはぐれ、夜通し歩き回って疲れきったため逃げる元気もないのか、それとも目が見えなくなっているか、まだ人間の顔を知らないのかなど頭を巡った。しかも信じられないことに道路にしゃがみこんでしまったのだ。
ひょっとしてと思い、おにぎりをちぎって投げてやると上手く目の前に落ち、一瞬喰わえて食べようとした。腹が減っているのは間違いなさそうだ。

しかし、2、3片投げたが、上手く探し当てられない。やはり目が見えないのだろうか。携帯でとりあえず撮影し、しばらく散策して帰ってくると驚いたことにまだこの子タヌキがいたのだ。数10mほど動いていたがしかし林道上なのは変わりない。

これはカメラを取りに帰っても間に合うかも、と急いで往復し、もといた場所へ。そしたらなんと姿が見えないのだ、がっくりする。でもあの体力ならそう遠くへ行けないだろうと思い直し探すと、便所脇へ駐車された車の陰にいた。

それを85ミリで撮ったのが上の写真だが、やはり目がよく見えてないように思えた。シャッター音を気にするが、こちらに目を向けない。声をかけこっちを向かせて撮ったら、恐怖の顔になっている。のっそり立ち上がり、車の下へ隠れたが、歩くときに左足を引きずるようにしていた。どうやら怪我をしているようなのだ。これでは森の中の起伏のある所は歩けないだろう。

なぜ目が見えなくなったか分からないが、その結果怪我をしたのではないだろうか。だけど、あまり痩せてないのでごく最近まで親からエサをもらっていたように思えたが・・・。

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独立したばかりの子タヌキ?(訂正)

2015:7:10:1:4931


林道を反対側からトコトコ歩いてくる動物を発見、その距離50、60メートル。私が先に気付いたからカメラを構えたまま身動きせずに待つ。
はじめアナグマかと思ったが、ドンドン近づいてきてタヌキと分かった。シャッター音が気になるのかなんども左右を確認している。

途中草で見えなくなったから、しゃがんで写真を確認しながら、また出て来ないかと待っていると、すぐに現れドキドキするぐらい接近してくる。最終的には5、6メートルまで近づいて、やっと人間と分かり、慌ててブッシュへ入り込んだ。

このタヌキ、子育て中でエサが足りず日中も歩き回っているのだろう、と思ったがどうだろうか?(隊長のコメントの方が合っていると思い、タイトルも訂正しました。)

林道脇の草むらに何者かが!


2014:7:15:2900
あちこちでウツボグサが咲き始めていた。
2014:7:15:2894
シロバナイナモリソウも小さな花をポツポツ付け始めていた。


昨日は久々に林道へ行ってきた。海の仕事が連続したのと、雨や台風と悪天候が続いたり、足の痛いのもあって、ずっと行けないでいた。
で、前回の黄色いニワトコの実をアップで撮ろうと思ったのに、どのニワトコからもすっかり実が消えていた。浦島太郎状態だね。

林道へ行くといつも感じるが、植物の変化はあまりに早く、花など一種が一斉に咲いて一瞬で消えて行く。なので、花を一番きれいない時期に撮るのは至難の業だなあとあらためて思った。
林道のいまは、ウツボグサやオカトラノオがあちこちで咲き始めていて、シロバナイナモリソウもいつもの場所に白い小さな花弁を開いていた。


2014:7:15:2902


今回の目的の一つに隊長に所望された前回のキツネの糞採取がある。糞虫にやられなけれはかならず同じ場所にあるはずと見たら、やはり誰にも採られず残っていた。誰も採るわけないよね。
この場所は、芝のようなのが密生していて、糞虫は生息しずらい場所だったかも。そういえばタヌキのタメ糞などには糞虫がいないような・・・なぜだろ?

その後、林道を散策しながら、セイタカアワダチソウを引っこ抜いたりしてたら、その根元からそーっと逃げるヤツが目に映った。あまりに動作がゆっくりなのでなかなか分からないのですよ、これが。

しかも、全身が見えてないから何者かはっきりしない。全身グレーで、少し白い部分があったような。大きく見えたから、ハクビシンじゃなくタヌキだったかも。

道路脇で私が通り過ぎるのを隠れてじっと待っていたか、それとも昼寝していたか? たぶん前者だと思うが、あらためて動物と人間の関係はそんなもんだな〜と思った。


現役アナグマの巣、3穴確認!


2014:6:2:1950

2014:6:2:1947


ヤマネのお宿を13個架けた名のない山の斜面と尾根筋は、動物の痕跡が多数ある場所。
過去にイノシシの巣をいくつも発見しているし、アナグマの巣穴やタヌキのタメ糞、ノウサギの食痕の数々、ニホンリスのエビフライなどたくさん確認している。

そのエリアに今回探検隊のメンバーと一緒に入ったら、私がすでに発見している2つのアナグマの巣穴と、別に私の知らない大きな岩の下に開いた穴を見つけ、それらが奥まで続いていいるのを確かめ、現役であるだろうとした(何かのぞきカメラのようなものを使ったらしい、私は離れていて見られなかった)。さすがである。

岩の下の穴の脇の岩陰2箇所にアナグマのタメ糞があり、この穴を利用しているのがアナグマなのはまず間違いないだろうと思えた。それに、岩の後には複数の大きな岩が重なるようにあり、内部に広い崫が構成されていることも想像された。

この山は尾根をどんどん上っていくと、10トンもありそうな大きな岩がゴロゴロしいていて、あちこちに岩の隙間や穴が見られる。
以前、上ったときに、その岩の隙間を走って逃げる小さな動物がいたが、ほんの一瞬のできごとで、それが何か分からなかった。

この岩ゴロゴロ山は、さすがにヤマイモ掘りの穴はないし、植林もされてないから、まず誰も入らないものと思える。なので、動物には安心できる場所だろう。ただ、岩が多いせいか大きな樹木が少ない。しかし、この岩の隙間の穴を利用している動物は多いだろうと考えている。
自動撮影装置が完成し、うまく撮れるようになったらじっくり調べてみたい。


新しい巣穴発見!


2014:3:17:0273
穴の直径はアバウトで27,28センチ。入口に掻き出されたばかりの土と石がある。枯れ枝を置いてみた。
2914:3:17:0281


2014:3:17:0186
林道のあちこちで成虫越冬したテングチョウが飛んでいた。

2014:3:17:0071
シュンランのどの株にも花が開きかけていた。


昨日はいくつか発見があり、その一つがこの巣穴。ここへ行き着くには、遊歩道から30メートルほどの高さ、距離にして100メートルの丘を上り、そこから横へ50メートルのカヤ場を薮コギしながら越える必要がある。でも、案外人間との距離は近い。
だけど、普通は丘の上に上がることも、ましてやカヤ場へ分け入ることもないだろう。しかし、この冬、私は初めて見るが、このカヤ場が刈られていたのである。

カヤはミカンの木の下に敷くために刈られるが、歩きやすい草原が出現したわけだから、意味もなく歩いて抜け、続く森へ入ってみた。カヤを抜けたあたりから、谷になるが、その斜面にこの穴を発見したのである。
穴は指をいっぱいに広げて計ったら、アバウトで直径27、28センチてところ。よく見ると、入口に土と石が掻き出されて、周辺には以前に出されたと思われる大量の土も見える。

穴の中を見たかったが、フラッシュを炊いても上手く撮れないし、棒を突っ込んだら、奥行きはありそうだった。まず誰かの巣穴としてよさそうだが、このサイズを新たに掘るとなると、アナグマだろうと思う。

今日は林道のあちこちで越冬したテングチョウが飛んでいたし、水源の作業路ではシュンランがたくさん芽を出していた。春はもうそこかしこで始まっていた。