湯河原・真鶴の野生生物を観察し、写真に記録すること。
正月の魚がない?

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写真は28日キンメ釣りの船から撮った冬景色。
右端が丹沢の大山で、左が箱根の山。ホントはもっと真っ白の山肌を見せたいけど、なんだかピンボケでダメなのだ。

山を眺めながら、誰も歩いていない林道の、真っ白な雪国のような雪面が見えるようだった。

この日はまた、前日の雨がデッキで凍り、ツルツルすべって危なかった。

キンメ釣りの内容は「めざせ天然生活」の方に書いているが、2枚目の写真のように、1,5キロはゆうに超えるだろうカガミダイが釣れて驚いた。
なにしろ水深260メートルの底に、こんなのがいるのだから海の中はまだ謎だらけ。

話は変わって、次の写真。

2013:12:28:8343

マダイを2枚釣ったとき、一枚あげた人からのお返しのじねんじょ。
2度もいただいたが、これがとても感激の味。白いご飯にたっぷりかけてズルズルと食べたのだ。

アマダイとイトヨリの干物をあげた知人からはレモンやユズをもらったし、物々交換みたいでなかなかいいね。これがグローバルでない経済かもね。

だけど、今日、正月の魚を釣りに出ようと思ってたが、風が強すぎてダメ。
いままで釣ったの残しておけばよかったのに、全部食べてしまい、正月のがない。

ま、しかたないか。それもよし。

あっ、忘れてた!

今年一年おつきあいくださり、ありがとうございました。

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「分散貯蔵」と「集中貯蔵」


2009:4:7:2
数個ずつ隠して置くのを「分散貯蔵」と呼ぶそうだ/

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巣穴に大量に隠して置くのを「集中貯蔵」と呼ぶそうだ/


ネズミの不思議が少しだけ解けてきた。

「野ネズミによるドングリの種子散布」 島田卓哉/や「アカネズミの貯食の空間配置」 曽根晃一/など読んで、森林総合研究所に問い合わせたりし、ネズミとドングリの関係が少し分かってきた。

ドングリは、ネズミなどにすべて食べられてしまうと困るので、弱い毒性のあるタンニンを含有したり、ネズミの貯食行動で種子散布をしてもらうという戦略をもっているとのこと(島田論文から超意訳)。

ま、少しは知っていたが、その細かな作業は見えなかった。曽根論文によると(これも自己訳)、ネズミはまずドングリを一つずつ喰わえて数m〜10数mぐらいのところに別々に隠す。地中1cmとか2cmとかに。
それをすばやく行動圏内の巣や餌源より遠くに数個集めて再貯蔵する。穴を掘って埋めたり、枯れ葉の下にただ置いたり、以前NHKの動画で樹洞に何か隠してたのもそうだろう。
これは他のネズミや動物に盗られないようにするため。この貯食場所があちこちにでき、これを「分散貯蔵」と呼ぶそうである。
前項の写真がたぶんそれ。

また、巣穴に直接大量に貯蔵するのを「集中貯蔵」と呼ぶ。貯蔵には効率がいいが、この場合イノシシなどの盗人に発見されると全滅の危険性がありそうだ。
これは少し前の項に載せた、下の写真だ。
でも土がこれほどドングリと一緒に大量に巣穴から掻き出されるということは、隠すために穴が埋められていたのだろうか?
それと、23個もなぜ食べ残すのだろうか? また新たな疑問発生だ。

ともあれ、ドングリの根がモヤシのように白く長いから、穴の中で発芽しようとしていいたのはまず間違いない。

スミスネズミがドングリを貯食するかどうかはよく分からないから(質問していない)、これらは最もコナラのドングリと密接なアカネズミの仕事としておこう。

追加:

仮説;

「分散貯蔵」は島田氏によると一箇所にせいぜい数個だそう。そして、論文を読み直していると、アカネズミが冬越しのためドングリどのぐらい食べるか計算していて、1haあたり30頭がいて、一頭が一日10個食べる勘定にしていた。
しかし、10個は充分すぎる量としてあった。
これを見て、ピンときた。分散貯蔵のドングリの数は一日分じゃないかって。
冬場、何もないとき、一日一箇所貯蔵庫を見つければよいわけだ。どうだろう?

島田氏はドングリのタンニンとネズミの関係に詳しいが、ドングリがネズミにいかに食べ残されるか、が重要なドングリの戦略と書かれている。
それからすると、これら食べ残されたのは、その戦略が成功した、ということだろう。たぶんこの中からいくつかが発芽したはずだ。
しかし、巣穴の中の集中貯蔵にはいくつドングリが入っているのだろ? 1頭30日分としても300個。そんな大量ドングリのが巣穴の中に入っている可能性がある? だから23個も残る?





芽が出そうなのは食べない?


2009:4:7:2:1171
同じものを別角度から/
2009:4:7:2


未使用写真にも資料となるものが残っているもんだ。
撮影したときは誰の仕業かどんな状態なのかよく分からなかったのだね。
これ、2009年4月7日撮影で、前回も4月だったが、森に木の実などまったくなくなる頃、埋めたのを掘り出したのだろう。

ただ、どちらも食料不足の時期なのに食べ残しているのは、ドングリが発芽したり、皮が割れていまにも発芽しそうだからか。
これ、美味しくないのかそれとも食べられないのか?

写真は同じものを別の角度から撮ったもの。
これを見ると、埋めたのはなんとなくだが巣穴ではなさそうに思える。
前回のも掻き出した土の量が多くわざわざ穴を掘って埋めたもののように見えた。

ネズミの行動は分からないことばかりだ。


公共事業バンザ〜イ!


2013:12:25:8213
ガマズミ/一度に10粒ぐらい口に入れないとホントの旨さが分からない/

モモンガの糞でも見つからないかと、久々に林道へ出かけてきた。

そしたら、法面工事が進んでいて、今日見ただけで4箇所。たぶん6箇所は同時にやっている。
昨年3箇所だから今年は公共事業の大盤振舞いなのだろう。

2013:12:25:8197
左の白い斜面が昨年の工事跡/

2013:12:25:8184


2013:12:25:8181

やらんでもよいことを、って一応写真に記録していたら、ン? 道路の反対側にいいものみっけ! 
コナラの原木だ〜!

2013:12:25:8240

いつも工事の折り、切り出したまま放置してあり、朽ち果てる運命だが、シイタケ栽培を始めた私には宝物。
短くて持てるものだけいただいてきた。

ガマズミがうまかったな~!

モモンガってことない?

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フクロウの巣の樹洞を見つけた2005年だったか、穴の中に20センチぐらい堆積していたゴミを取り除いたときに出てきた糞と羽根。

低い穴だけど誰かが住み着いてくれないかと掃除したが、たぶん私が気づかないだけで当時からフクロウやその他多くの動物が出入りしていたのだろうと思う。

で、これをアップしたとき、深く追求しなかったが、たしか隊長がネズミの糞の可能性を指摘していたな〜と思い出した。
いまネズミを調べていて、じゃー何ネズミ? と思ったのだ。

そんで、色々調べていたら、ン? モモンガの糞にこれとそっくりのが出てきた。
http://gifuhonyuu.sitemix.jp/fieldsign/main-fieldsign.html

フクロウの巣の中にネズミが糞をするのも何だしな〜と思ったり、コウモリの糞はもっと不定形だし、こんなところで寝るのもな〜と思ったり。

ま、野生動物は何をするか分からんけど・・・モモンガが入ってもおかしくはない。だけど林道にいる?

今日はこれから海。

アナグマもミカンを食べる?


2005:10:7:2:0010

いまネズミを調べていて、またも古い写真を探検している。
そしたら2005年10月撮影の黄色い糞が出てきた。

この頃はまだリス探しばかりしてた頃で糞に興味がなかったが、黄色いベチャ糞だし、よく目立ち、人間がミカンを食べ過ぎるとたしかこんなだったか、と思えたもの。

大きいのが何回分か重なっていたようだし、森の中の木の根元にあったし、アナグマ、もしくはタヌキ糞か?

だけど、これ以後黄色い糞を見てない。ミカン畑から直線で3キロぐらいだから、滅多に目にしないアナグマ糞の可能性が高い?
しかし、アナグマがミカンを食べる?
甘~いミカンなら、タヌキもテンも、イノシシも食べるだろうか。

いまちょうどそんな甘いミカンが収穫されている。


スミスネズミは笹を食べる!


2011-4-5-3:9803

2011:4:5:2:9809


金子之史氏へいくつか質問メールをした結果、疑問だったこの写真の齧り痕がスミスネズミかハタネズミの食痕であるだろうとなった。

スミスとハタは笹の葉や茎を食べるそうである。で、ヤチは基本的に湯河原にいないらしいから、ハタネズミ亜科ではこの2種に絞られるのだ。

ただ、これを発見した後、枯れた笹をいくつか引っ張っても、同じ状態のが出てこなかったから、ま、主食ではないのだろうといまのところ考えている。

金子氏の論文にはスミスの食べ物はドングリ、クリ、ヤマグワ、ウワミズザクラ、ミズキ、草本、茎などとある(湯川)。
としたら、次の写真のドングリの貯食したのを掘り出したのは、誰の仕業?

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コナラのドングリも地中で芽を出している。少しだけ食べられている。


これまでアカネズミの仕業だろうと思っていたけど、スミスの可能性も出てきた。
これも質問してみよう。


ポスターの〜pm14:00はウソ!


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アバウトな性格はどうにも変わらない。
ポスターに書き込んだ開催時間、「~pm14:00」としたもの、「~pm4:00」のつもりだったが、これも実際は「pm6:00までは大丈夫のようである。
(実際のポスターは印刷段階でpm4:00までとなっている)
最後の詰めが甘い私は、いつもこんな調子なのだ(トホホ)。


写真は写真展にも出展するフクロウ。これも以前アップしているが、前ブログは写真サイズが小さく固定されていたから、トリミングして大きく見せていた。しかし、これがホントの画角なのだ。

野生動物はリスをのぞいてほぼ夜間に活動するし、一般的に動物はみな夜行性と思われている。だけど、完全な夜行性は少ないのだ。
フクロウはそのめったにない完全な夜行性だが、そのフクロウですら写真のように日中に動く。
このときは私が巣に近づいたからだが、通常は遠くに察知した段階で逃げるから、姿を見ることはまずない。
子育てを始めた、最初だけこんな遭遇ができるが、卵が孵化してなかったら巣を放棄する確率が高い。

ま、巣立ちした子フクロウは日中前項のように低い枝で寝ているが、近くで見守っている親フクロウも同じようにほとんど目を閉じて寝ているのだ。
でも、私が見ているときでも、他で音が聞こえたのだろう、そちらへ顔を向けて確認していた。(その写真はボケてしまい残念)。

また、フクロウは日中、他の鳥に発見されると激しいモビング(擬攻撃)を受ける。カケスやアオゲラのけたたまし鳴き声が周辺に響き渡るのだが、夜食べられる恨みを日中はらしているのだろう。
それが、枝で寝ているのを発見できないのだから、不思議である。動物はやはり動くものしか捉えられないのか。図形認識が弱いのだね。

今日も寒いね〜。

ポスター貼らなきゃ!

2008:5:8:4:0084


まごまごしてたら、写真展まで1ヶ月を切ってしまった!

本気でやるのだが、なんだかまだピンときていない。
今日、寒いけど印刷してもらったポスター、残っているのあちこちに貼りに行かなきゃ!

今回は写真展の第一回目として、湯河原・真鶴に多様な生物がいるのを知ってもらうのが目的だが、先々はフクロウ展だとか、ニホンリス展、植物展、魚展などそれぞれでできればいいかな、なんて考えている。

また、どこかにポジションをもらって、季節の移り変わりが分かる生物の写真をたとえば一ヶ月に一回、差し替えていくとかしてみたい。
飲み友達の真鶴診療所の先生が「いいよ」なんて言ってくれそうだから、きれいな待合室あたりに貼らしてもうらおうか?
たぶん待ち時間中にすることないから見てくれそう。

写真は以前にも載せたもの(写真展には出さない)。そのときはトリミングして顔アップにしたが、こちらがほぼノートリ。
こっちの方が雰囲気が伝わるような。フクロウはやはりトトロだな〜。

写真の解説:

考えてみたらこの写真の状況が分からない人もいそうなので、少し解説をしておこう。
このフクロウのチビは、巣立ち後、たしか2、3日目。フクロウの巣立ちは他の鳥と違い、羽根が生えてない状態でクチバシとするどい爪を使いやる。巣穴がから降り、このときは50mほど巣から離れた細いカエデの枝の、地上3、4mほどに上っていた。

明るい日差しの中で、ぴくりとも動かず寝ていたが、これではまず見つけられないだろうと思った。あきらめて帰ろうとしたとき、ふと目に入ったのだ。
そんで、近くに親フクロウがいて守っているはずと必死で探したら、直線で数10mの松の枝にいた。
その写真は何度もアップしているもの。

ま、ラッキーな観察だった。

いや〜驚いた!

2013:12:17:8103


我が港の僚船のHPを久々に、というか数年ぶりに覗いてみたら、なんと美しい写真で、しかも楽しげな文章で綴ってあるではないか。

これだからお客さんが多いわけである。

しかし、いまや日本中の釣り船がHPやブログをもち、ときには船の上から釣り上げた大物写真をアップしている。
考えてみればすごいことになっている。

私も自分のブログから釣り部門をやっと独立させ、少しは営業的なことも考えなきゃ、ってやったばかり。

まだだれも始めてない10数年前にネット利用の発想はもっていたが、現実に追い越されてしまったね。

写真は昨日、一人で漁へ出て釣ったもの。
漁師といえど、まあこんなものなのだ(下手ではないと思うが・・・)。

今日はこれからダイビング船。