湯河原・真鶴の野生生物を観察し、写真に記録すること。
まずは「recolo」で動物の行動を探る!


2014:5:21:1689





今年こそは自動撮影を始めようと思っている。長年の懸案だが、途中植物観察を始めたり、リスが少なくなったり、経済的に負担があったりで、なかなか始められないでいた。だけど、もうそろそろ本気でやらなければ、奥深い動物の生態など解明できるわけがない。

というわけでその第一弾として、インターバル撮影のできるrecoloで動物の動きをまず探ろうと考えている。これで存在や動きを確認し、本ちゃんのカメラをセットし、迫力ある写真をものにしたい。

まずは使い方のテストと、動画をパソコンにアップするテストをしてみた。

あ〜〜〜、今回もやっとYouTubeにアップできた〜〜〜。
これを夜間も撮影できるようにしたいが・・・・。

スポンサーサイト
巣の中にペリットや羽根などが堆積!?


2014:5:14:1378
巣穴のほぼ全景。奥の方には何か腐ったものでもあるふうで、匂いが強烈。
2014:5:14:2:1410
鳥の体羽が見えるが、あるブログの掲示板でコジュケイの可能性を言われた。
2014:5:14:2:1414
毛玉のようなダンゴはネズミを食べたペリットだろう。中に骨などが入っているハズ?


14日は久しぶりにフクロウの森へ入り、巣穴を確認してみた。巣のある松は枯れてから7年目になり、外観はもうボロボロだけど、頑張って倒れずにいる。周囲の松も70、80パーセントが枯れてしまい、見るも無惨。だけど、樹洞の松が倒れさえしなければフクロウは栄巣するだろう。が、通常ならすでに巣立ちを終えている時期で、子育てが成功していても、巣の中にはヒナはいないハズ。まあ、もしもということを考え一応、カメラを構えて近づいた。しかし、予想通り穴の中には誰もいなかった。

で、この洞をのぞいたとき、不思議に思ったのが、穴の中に堆積物がたくさんあり、底から20センチほど埋まっていたこと。チビが巣立ったときは、巣の底にはペリットもないし、鳥の羽根などが少しあるだけできれいなものだった。ヒナが自分で糞やらペリットなど外に捨てているのだろう、案外清潔好きなのかも、と思っていた。それに、これほど底上げされたら、ヒナが隠れることができなくなる。だから、堆積物で埋まっているのが理解できなかったのだ。

しかし、ネズミの毛のダンゴ(ペリット)がたくさんあるし、食べたと思える鳥の羽毛もいくつか落ちている。中を覗き込むと、獣の匂いがし、何か腐ったものでもあるのか、小さなムシが動き回っていた。こんな不潔な状態でヒナが生活できるか疑問なのだが、しかし、これらはどう考えても生活痕だろう。ひょっとして、一羽のチビなら清潔にもできるが、数羽が一度に育てば、こんなことになるかも、と推測した。ということは、今年は子育てに成功したのかも? 数羽巣立ったとすると、母フクロウがだんだんたくましくなり、テンなど追っ払ったのだろう。

このとき、入れ物や道具もないし、後日巣の中身を分析しようと思ったが、まだやれていない。バケツやピンセットや目の細かいふるいなど持参し、一つ一つバラしてみようと考えているが、明日は雨だし、そのあとはしばらく海が続くし、ヤマネのお宿もそろそろ一ヶ月経つし、昨日はただ8キロ歩いただけだし、今日は車検などでであれこれ動き回ったし、なんだか忙しいような・・・。ま、これらは逃げないだろうから、ゆっくりやろう。それとも先にバケツにでも移しておいた方がいいのだろうか?

このときは、資料になるような写真が撮れなかったが、次回分析のときに撮り直しいたしまする。



果実をそっと握ると、手の中でパチパチパチと


2014:5:16:1463

2014:5:16:1466

2014:5:16:1458

ムラサキケマンの種子のサヤがはじけるの、知らなかったな〜〜〜。植物の専門家はみな知っている常識だろうが、私の場合まだ名前を覚えただけのシロウト。たとえば松ぼっくりの観察のように、一つ一つの植物にそれぞれ何万年もの独自の進化があるわけだし、これからはそのあたりを見ていかなきゃ、ね。

しかし、このムラサキケマンのサヤのはじけ方には驚かされた。サヤ一つを指で摘むとパチンとはじけ、指から逃げてしまう。逃げられないよう、やさしく握るようにすると、手の中で暴れ、くすぐったい。で、みるとバネのように丸まっている。面白いので、サヤを数個同時に握ると、手の中でパチパチと何か生き物が逃れようと暴れているふう。これは面白い。そんで、ムラサキケマンを見つけるたび、握ってあそんだ。でも、熟れたのだけだね、はぜるのは。

2014:5:16:1477

たしか林道へ行ったのは金曜日。この日はなぜか猛禽がやたらあちこちで見られた。写真のノスリは何度も出てきたし、オオタカの鳴き声がしたし、ツミかハイタカが滑空しながら、速力が落ちないようときどき羽ばたきをして通り過ぎたりした。たぶんいまごろ孵化した子供がいて、エサを狩るのに忙しいのだろう。

今日はお客がないので、また林道へ行ってこよう。


ズミの大木が最もよく通う場所に。初クサノオウも。


2014:5:14:1417

2014:5:14:1430


この3、4年で覚えた植物の名前を復習しながら林道を歩くこのごろだが、しかしまだ見たことのない初物がたくさん隠れている。写真のズミは、何十回、いや毎回といってもいいほど腰掛け休んだり、弁当を食べたりした林道の縁石に、今回も座っていたら、目の前の森に白い花の咲いたわりと大きな木を発見。

真っ白ではなく、わずかにべージュっぽい色をした花が、桜のように咲いている。はて、何だろうと考えても分からない。カメラを向けて花を撮り、拡大してみても分からず、根元まで行って幹を見てもまだ分からない。帰って調べたらどうやらズミのよう。この赤い実は鳥の好むエサのようで、大きな木だし、ここで待ち構えるといい絵が撮れるかも。当然、テンも食べているだろな。このズミ、神奈川県では案外少ない木のようだ。


2014:5:12:1346 2014:5:12:1356

2014:5:12:1349 2014:5:12:1353
メシベがアブラナ科の果実のように見えたが、ケシ科なんだね。右のケバケバの玉は蕾で毛の部分は萼。花が咲くと落ちる
2014:5:12:1350


この黄色い花も初めて見たが、やまぼうしさんに聞いたら「クサノオウ」であるとのこと。この花、県内ではどこでも見られるらしく、以前から名前は知っていたが、湯河原には少ないのか実物に出合ったのは今回が初めて。新しい林道の入口にあったし、工事で持ち込まれたものだろうか。ともかく林道では初めて見る種類である。



雄花は花粉を飛ばし終わっていた


2012:5:12:2:1275
この枝の今年の雌花(1年生ボックリ)はたった一個だった。付かない枝もあるし、この数ってどう決まるのだろ?

2014:5:12:1293
雄花は花粉を飛ばし終えて、スカスカになっていた。次回観察の頃はみな落下しているだろう。

2014:5:12:1294
一年生ボックリのピンクの小さな鱗片の根元には2個2個胚珠があり、すでに受精を終えているだろう。

2014:5:12:1305
一年の待機後、ついに緑色に変化し、ふくらみ始めた少女ボックリ(2年ボックリ、と改名)。

2014:5:12:1317
2世代前の母ボックリ(3年ボックリ、と改名)がついに色を失い始めグレーボックリへと変化中。


久しぶりの更新になってしまった。いつもチェックしてくださる方、ごめんなさい。

連休はわりと多く海へ出たし、ヒマな日でも足の指が痛いのがあり(情けないけど痛風です)、歩くのが億劫で林道へ行けなかったが、ここにきてなんとか回復し、12日、久しぶりに行ってきた。ま、山菜を採ったり、のんびり、リハビリ的に4キロほど森を歩いてみた。

で、写真はいつもの定点観測の松ぼっくり。もう雄花ははじけて花粉を飛ばし終わっていた。風媒花の松の、雄花の位置が雌花より低いのは自家受粉を避けるためだろうが、でも、松の木が単独であれば上の枝の花粉がかかるだろうから、あまり意味がない?

疑問なのは枝の先に雌花(子ボックリ)が付いたものと付かないのがあること。この観察している松には、昨年の雌花(2年ボックリ)がやけに少ないが、今年の新しい雌花はわりとたくさんあった。だけど、定点観察しいている枝にはたった一個しか雌花が出て来なかった。多い枝には3、4個付いているのに、これも不思議。
裸子植物の松は胚珠が露出しているから、受精が乱暴というか、被子植物より遅れている。そんなので、松ぼっくりが多い年、少ない年があるのかと考えたけど、雌花そのものができないとダメじゃん。どうゆう仕組みなんだろ?

また、今年の子ボックリからすると2代前のバアさんにあたるバアボックリ(3年ボックリ)は、6月頃茶色からグレーになると予想してたが、いよいよ色を失い始めている。だが、まだ鱗片の先端のツメは茶色だし、周辺の同世代にはもっと茶色いのもたくさんある。それに、よくみるとこれにはまだ飛ばしきらない種子がいくつか残っているではないか。この種子、発芽の能力があるとしたら、松はかなりしたたかな戦略を持っているといえる。ま、少なくともリスがこれを食べているのは間違いないと分かった。