湯河原・真鶴の野生生物を観察し、写真に記録すること。
林道は冬鳥でにぎやか

2014:11:19:4010
ヌルデの実を食べるジョウビタキ♂/
2014:11:19:4018


2014:11:19:4062
アメリカセンダングサの種子を食べるアオジ♂(上)♀(下)/
2014:11:18:3983

イノシシに吠えられた翌日もまったく同じ行程の10キロを歩いてきた。でも、同じ場所でイノシシに出合えるわけもなく、枯れた植物の種子をにぎやかに食べる冬鳥達にカメラを向けたり、植物の観察をしたり4時間ほど散策してきた。

上の写真のジョウビタキは少し前から鳴き声は聞いていたが、姿を確認したのは今回が初めて。私は、鳴き声で小鳥の種類を言い当てられるほど精通してないが、このジョウビタキのタッタッタ(?)って特徴のあるのはすぐ分かる。
オスの鮮やかなオレンジ色の腹とグレーの頭と黒い顔のコントラストがよく目立ち、すぐ見つけられるね。

下の写真のアオジは、枯れたアメリカセンダングサの中に群れでいて、カメラを構えてもなかなか姿がとらえられなかったもの。
近づくと、センダングサの上に高く飛び出さず、草間を姿を隠しながら低く飛んで逃げるので、撮ろうにもどうにもならなかったのだ。でも、今回は近くの枝に止まってくれ、アオジであることが判明した。(下は♀)

他にも冬鳥はたくさんいるのだけど、なかなか撮れませんね。

2014:11:18:4048

あと、道路脇に面白い形をした植物発見、と思ったらおなじみのゲンノショウコの種子が熟れて、タネを放出せんばかりの状態だったのだ。
この5つにカールしたバネのような中のそれぞれに一つタネが入っているのだが、しかしまた何でこんな面白い形にする必要があったのだろ。最後はバネがはじけてタネが飛んでいくのだろうか。




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イノシシに吠えられる!

2014:11:18:3979


昨日は秋の日差しの林道を片道5キロ、往復10キロ歩いてきた。最近は動物や植物探索と言うより運動不足解消のための散策になっているような気もする。

林道の紅葉はまだ本格的ではないが、それでもあちこちに赤く色づいたヤマハゼの葉があったり、黄色く染まった立木があちこちに見られたりで、秋の風情を味わうごくフツーのおじさん散歩。
でもまあ、望遠、広角のカメラを2台もぶら下げ、大きめのリュックを背負っているし、人目にはどう映るか。林道脇にはカシラダカなど大陸から越冬のため渡ってきた冬鳥がにぎやかにエサをついばんでいた。こんなのにカメラを向けながら、のんびり歩いていたのだ。

そして、折り返して1キロほど戻ったあたりで、山側の斜面に逃げるイノシシの陰を発見。すぐに見えなくなったが、ブッシュの中でガサゴソガサゴソ、動き回る音がし、ブーブーと鳴き声もする。
ブッシュの先が崖にでもなっているのか、笹の密度が高くて抜けられるところがないのか、ともかく右往左往しているのだ。これはひょっとして林道へ出てくるかも、としゃがんでカメラを持ち替えたら、目の前の、一番近いブッシュの中から飛び上がるほど大きな「グオー、グオー」という咆哮が上がった。子イノシシの側に見守る母イノシシがいたのだ。しかもビッグママのよう。

これまでも3、4回子連れ母イノシシに威嚇されたことはあるが、姿が見えないまま、ブッシュの中から荒い鼻息「フッ、フッ、フーー」や「ガー、ガー」が近づいてきたりぐらいだったが、今回のはクマだとか野獣の咆哮そのもの。

何度も吠えるし、今にも飛び出してきそうなのでびびって後ずさりたが、それではゆるしてくれない。子イノシシはまだガサゴソ逃げ惑っているし、これはあぶないかもと、数10メートル移動し、ちょっと待ってみたが、あきらめて帰ってきた。
私のいざというときの逃げ場がなかったのもあるが、今回はホントに危険を感じたのである。

道路に点々とあったこれ何だろう?

2014:10:20:3833

2014:10:20:6792

10月の半ばだったか、林道を歩いていて写真の奇妙な物体を見つけた。数年前にも同じものを見ていて、何か分からないまま忘れてしまっていたが、今回はびびりながらも撮影し、じっくりながめてきた。

だけど、棒で解体するまではしなかった。あとで長い棒ならよかったと気づいたが、あとのまつり。これなんだろうか?

長さは長いもので20センチぐらい。太さ5ミリはあるだろうか。ミミズのように円筒形だが正円でなく少し扁平なところがあるし、太さも均一でない。それと、ところどころに節があるように見える。

また、まわりの透明な液体はものすごいねばりがあるようで、盛り上がっている。
これが下の写真のように点々とバラまかれ、100メートル以上離れたところにも小さなのがあった。

そんで、色々考えたのだが、これはまず動物から排泄されたか吐き出されたものだろうということ。この白い物体が森の中で自力で生きているものには思えないし、点々と落ちている具合が吐瀉物の状態そのままだ。
とすると、透明な液体は胃液、腸液(?)あたりか?

ならばこの白いのは寄生虫ではないのか? 液体の量と白い物体の大きさからして、宿主はイノシシとするのが妥当か。そう思ってネットでイノシシの寄生虫を調べても、該当するものが出てこなかった。

う〜む、ホントにこれ何だろう?

「ヤマネのお宿」にヒメネズミの痕跡!

2014:11:4:3947

2013:1:31:1793
以前撮影したヒメネズミ/

2014:11:4:3942
名前の分からないキノコがたくさんあった/隊長なら採られるだろうな〜と思いながら撮影/

4日、かなり遅くなってしまったが、晴れだし、足下も大丈夫だろうとヤマネのお宿チェック&回収に行ってきた。ともかくやることが遅〜〜〜いのだ。

数日前には別の箇所の4つ(一つ見失う)のお宿を回収しているが、こちらもヤマネの痕跡はなく、ヒメネズミが枯れ葉の巣を作ったと思えるのが一つあったのみ。
で、今回の12個(これも一つ見失う)の確認の結果は、5個に枯れ葉が詰まっており、ヒメネズミが利用したものと思われた。

写真のものには緑のササのような葉が入っているから、ごく最近ヒメネズミが運んだのだろう。でも、他のものには枯れ葉のみだった。

巣箱はだいたい15メートル以上の間隔で架けておいたが、2番と3番に連続して枯れ葉があったりして、ヒメネズミの生息密度が高いのか、それとも一匹が2つ使ったのか、疑問がわいた。

驚かされたのが、枯れ葉の数。多いのは5、60枚ぐらいあるのではなかろうか。ヒメネズミが一枚一枚口に喰わえて運んでる姿を想像すると愉快だね。このお宿だと、キツネやイタチ、テンやヘビからも身を守れそう。なので、12個の巣のうち5個までも利用したのだろう。

しかし、ヤマネはどこにいるのだろう? 来年春にまた巣を架けてみよう。

サルナシはなぜ残ったのだろ?

2014:11:4:3925

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4日、「ヤマネのお宿」を回収する目的で、林道へ行ってきたが、その報告は次にするとして、前回のサルナシが気になり、それを確認してきた。

そしたら、ありましたよ、まだ。熟れてシワシワになりつつあるのが、手を付けられないままそっくり残っていた。前項でもふれたが、これがなぜ残ったのだろうと、再び疑問がわいてきた。ハクビシンもテンもサルナシは大好物である。

ただ、撮影箇所を示した写真の木にはてっぺんや他の箇所にもサルナシの蔓が巻き付いていて、これらには一個も果実が残ってない。周辺にも別のサルナシがあり、青い果実がたくさんぶら下がっていて楽しみにしてたのに、いつのまにか無くなっていたから動物はこれらを食べにきて、撮影箇所近くまで近づいていたはずなのだ。

だけど、ハクビシンもテンも目で見つけるのは無理だろうと思う。地上からはまず見えないし、木を登っても枝の先端からかなり離れているし、しかも夜だ。匂いだろうか?
そもそもハクビシン、テンはどうやってサルナシを見つけるのだろ?ここでも一度、それを考えてみたい。

●場所と時期を覚えている
●目で見つける
●匂いで発見する

ちょっと考えるとこんなことろだが、先に書いたように目で見つけられる確率はかなり低そうだし、匂いもいくら鼻が利くからといって、まだ青い早い時期から食べているのを考えると、ちょっと疑問。
「場所と時期を覚えている」説も、毎年同じ場所に同じだけ生ることがまずないし、エサを確実に手に入れるには弱いだろう。

で、私が今回考えた結論。ハクビシン、テンがサルナシを見つける方法とは、まず強風などで落下した果実を主に匂いで探すこと。
その落下の多少で、樹上のサルナシの多さが分かるだろう。

総合力としてたとえば鳥が食べているのを見つけるとか、匂いが強くなれば最後の確認は目だろうし、目も重要ではあるが、やはり森の中の見えないものを探すには鼻の能力が一番。私がハクビシンに気づかれたときは鼻を高く上げてクンクンやっていて、目では分からなかったようだ。

だけど、樹上高く生っているサルナシの場所を匂いで特定するのは厳しいかも。なので「落下サルナシを鼻をメインに総合力で探す」だと思う。

最初の疑問、なぜ撮影箇所のサルナシが残ったか?は、撮影箇所がからんでる木の枝先からだいぶ垂れ下がっており、ハクビシンの手足の構造では蔓をつかまえてサルナシまで行き着くことができなかった、ということではないかと思っている。撮影箇所まで6メートルもあり(前項の3mは間違い)、危険なのもあるだろう。(このサルナシ、クルマのルーフに上り3mの高枝バサミで採りました。

あと、サルナシはまだ鳥が食べられるほどは甘くはなってなかったが、旨かった。


熟れたサルナシに手が届かなかった!

2014:10:28:3867

前回の林道で熟れたサルナシがたくさん生っているのを発見したが、地上3メートルぐらいの高いところにあり、手が届かず採れなかった。

前回は28日だから5日ほど経っていて、もう誰かに食べられている可能性がある。でも、テンもハクビシンもこれまで食べてないのは、場所が危険だからだと思ったが、単に発見できないだけというのもある? テンは視力で見つけるのか、それとも匂いだろうか? 3メートルは見えないと思うけど、低いところのサルナシから高いところへ序々に移っていく?

このシワシワになりつつあるサルナシはほんとに旨い。高枝ばさみをもって採りにいってこようか。
鳥も狙っているからやはり残ってないか?