湯河原・真鶴の野生生物を観察し、写真に記録すること。
この花が咲いたのを今年は見られるだろうか?

2015:6:25:4623

25日は7、8キロほど林道を歩いてきた。

そしたら5月に一株だけ発見したトモエソウがいまにも咲きそうに膨らんだつぼみをつけていた。まだだろうと思ってたけど早いんだね。
一昨年は別の林道で見つけたのを、これと同じ咲く寸前まで観察してて、次に花が咲いてるだろうと楽しみに行ったら、なんと盗掘されていて大ショック。周りの他の3株に期待したけど小さく未熟なままで終わり咲かなかった。
昨年もそれは同じで、なぜかここのは大きく成長できないよう。

なので、私はトモエソウの花が開いたところをいまだ見たことがないのだ。
しかしいま思うと盗掘された一株が場所を替えここに戻ってきたようなかんじ。

次林道へ行ったときまさか消えていないだろうな・・・・。

2015:6:25:8061

上の写真は林道を歩きながら採った山ウドとフキの料理。時期が遅いしクセが強くなっているかと思ったが、一度採った株からまた新芽が出ていて旨そうでつい。

ウドの茎の方は右上の味噌炒めにしたが、これはやわらかくてアクもクセもなくとても旨かった。右下のフキはきゃらぶきだが、シャキシャキして香りが高く、これもグー。
若芽の天ぷらが前回のようなほこほこ感がなくてがっかりしたがまあ食えた。

ソバの海苔が乱れているのは食べかけて急に撮影を思いついたから。実はこれ、今日のひるめし。11時ごろ食べた。

ちなみに朝飯は七分粥に林道で採ったミツバを刻んで入れ、おかずに自分で釣ったイワシの丸干しを焼き、あとオミヤゲにもらったサンマの煮たの、大根おろしとインゲンを煮たものを。
年寄りの食事のようだな〜。

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包丁の基礎知識をつめこんだ

2015:6:24:4606
鏡面仕上げした包丁の裏。出刃の峰から少し下のところに鉄の合わせ目の筋が出ている。表面はほぼ全部鉄で、刃の部分だけが鋼。


たった一本しかない出刃包丁を船から海へポチャンし、それ以後柳刃包丁だけで魚をおろしていたのだが何とも不自由で困っていた。

柳刃で骨を叩いたり無茶な使い方をするので刃は欠けるは、手入れも悪く錆が浮くはで、そろそろなんとかせねばしょうがないと、以前からブックマークしてある「手前板前」というプロの料理人のホームページの包丁に関する膨大なコラムを読み始めた。

そして分かったことは包丁の知識がまるでなってないことだった。たとえば出刃に水が付いたまま数分放置すれば赤い錆がもう浮くのである。
いままで包丁を使うと布巾でさっと拭いて、すぐラックに差し込んで次に使うまで放置、というぐあい。これだと水分や魚の汁など少しでも残っていたら錆びてしまうのがあたりまえ。
その錆を落とすやり方も知らないから、砥石を錆に当ててズリズリ削ったりしていたのだ。しかし、その深く削ったところは次の錆の温床で、もうどうにもならない状態。

「手前板前」の魚山人さんの包丁に関する100はありそうなコラムの包丁の研ぎ方磨き方で、錆は耐水ペーパーですぐ落ちるし、いまは「消しゴム」というゴムに研磨剤を混ぜた消しゴムそっくりなのがあり、それでこすると見事に落ちると教えている。
たったこれだけで包丁を傷つけることもなしに錆は落とせるし、使用後によく洗って水をしっかり切ればいいだけのことだった。
刃が大きく欠けたところは荒砥石でガリガリ削り、中砥石で研いで刃を付ければいいのである。研ぎ方も正しい方法を知り、うまくやれるようになった。まあそこまではなんとかやれた。

私のこの一本の柳刃は若い頃四谷の割烹を手伝ってたとき(簡単な作業)、親方がプレゼントしてくれたもの。築地の正本というメーカー製で、今回調べてみたらなんと一本2万円前後(訂正)するものだった。
そんで、これはもったいないとコラムを何度も読み返しながら深い錆を落としたりキズを治したり色々やり始めたが、しかし「手前板前」に出てくる包丁はみなキラキラ輝いた鏡面磨きにされたもので、私のとまるで違うのだ。しかもこれらは、本焼き包丁といって硬い鋼だけを鍛錬して造り上げた高級品で、一番安いものでも5万円はくだらないし、最高級なのは数十万もするらしい。
私のは霞焼きと呼ばれる鋼と鉄を合わせて叩いたもので、本焼きではない。鋼は高級な方から(硬度が高い順)青鋼(青紙)、白鋼(白紙)、黄鋼(黄紙)とあって写真上の柳刃は白紙(たぶん)を使ったもの。

まあ本焼き包丁は切れ味は最高だけど、硬くて刃が欠けたり錆びたりしたら研ぐのが大変だったりで、もっていてももったいなくて実践には使わず、通常私のクラスの霞を使っている料理人も多いよう。なので、しっかり磨いてこれからも大切に使っていこうと思ったのだ。

そこでなんと、無謀にも鏡面仕上げを試みたのだ。詳しく説明すると大変なことになるので、知りたい方は「手前板前」を読んでいただくとして、結果は写真のとおり。

完璧ではないけどまつげの一本一本が映りまする。下の出刃は正広作の6千数百円のが5千円で売られていたもの。刃渡り135cmの小さいものだが、小魚からブリぐらいまでなんとかこなせそう。
ほんとはもっといいのが欲しかったが、メーカ—のホームページに黄紙と鉄の霞焼きと紹介してて良心的だし、とりあえずは充分かも。これも鏡面仕上げにしたら高級包丁のようになった。
しかし、鉄と鋼を合わせた霞焼きの鋼部分は鏡面にできるけど、鉄部分はいくら磨いても鏡にならないんだね。知らなくてずいぶんムダなあがきをしてしまった。

この包丁研ぎで砥石が4つになったし、砥石を研ぐ砥石も手に入れたし、包丁の扱いに不安がなくなり、さあ魚を釣って料理しなくちゃ、って気分になったのだ。

ノウサギはほんと何でも食うね

2015:5:25:4430
10株ほどかたまってあるナルコユリがみな食われていた。
2015:5:25:4433
切り口が直線なのがノウサギの食痕の特徴。
2015:5:25:4436
茎の先端部分から食べ始め、ここが最後の場所ということか。
2015:5:25:4438
硬いところは残すのだろう。
2015:5:25:4440
ノウサギの食べ方の特徴で、少し斜めになる。

2015:5:25:4444
ナルコユリの近くにあったセリのノウサギ食痕。毎年この場所のセリは食べられている。
2015:6:1:4455
5月28日、探検隊のメンバーと発見したシロツメクサのノウサギ食痕。花だけ食べられている


5月の後半、林道を歩いていてある場所を通り過ぎてふと足が止まった。何か違和感を感じたのだ。

何年も通い、顔なじみになっているナルコユリが10株ほどかたまって生えている場所があるのだが、そこを通り過ぎて何かいつもと違う感じがしたのである。
振り返ってみると、やはり変。毎年この時期、どの株も長く首を伸ばし頭を垂れているのが、今年はなぜか短いのだ。

近づいてみるとやはり何者かに食われている。大量に食われているから、まさかシカが出現したのかとあせったが、切り口を調べるとノウサギだ。
それで安心したが、しかし毎年同じ場所で花を咲かせ実を付けるこれらの株が、食われているのを見たのは初めてのように思うし、他のナルコユリの食痕を見たことがない。私が気付かなかっただけだろうか。

ナルコユリの近くにノウサギのセリの食痕があったがこれは以前にも撮影したし、毎年見られるもの。そんなぐあいでこのナルコユリも毎年何度も目にしているのだ。また、28日、探検隊のみんなと林道を歩いたときに隊員が発見したノウサギのシロツメクサ食痕の写真も合わせて載せるが、いかにもノウサギが食べそうな植物だけど、これまでこんなのを見た記憶がない。
シロツメクサの花だけ食べていたけど、なら毎年のことだろう。まだまだ気付かない食草がたくさん隠れているようだ。

しかし、このナルコユリ、切り口の位置から考えると切り落とされた部分が30センチ以上ありそう。一株の食べられた葉は6、7枚あるだろう。葉は長い物で20センチ以上だし、それを一度に10株も食べる?そう思って回りに食べ残した葉がないか見たが、何も残骸はなし。
複数のノウサギが一緒に食べたとも思えないし、ノウサギは特別大食漢なのだろう。