湯河原・真鶴の野生生物を観察し、写真に記録すること。
初めての「ヒメキマダラヒカゲ」

2015:9:10:6461
「ヒメキマダラヒカゲ」

10月10日はあちこちでチョウが飛んでいた。チョウの動きはとても早く撮影が難しいから、あえてしつこく追わず、撮れるものだけ撮るかんじでやっている。なので、新しい種類を見つけることが少ないが、この日は動きの遅いのにレンズを向けていたら、これまで見たことないな、と思えるチョウ発見。

ネットで調べたら「ヒメキマダラヒカゲ」であると。目立たない地味な印象のヒカゲチョウの中では少し明るい翅をもっている。翅を開いてくれないので表翅が見られなかったが、ネットで見たらヒカゲチョウらしくない楽しげな模様があった。

2015:9:10:6369

次は「オオウラギンスジヒョウモン」。これを撮影したのは2度目だが、神奈川県では準絶滅危惧種に指定されてるぐらいだから少ないのだろう。
今年はまだオオウラギンの仲間、絶滅危惧2類のウラギンスジヒョウモンを一度も見てないから居なくなってしまったかと不安だったが、最近湯河原へ越してこられたチョウの専門家が6度見ていると言われ安堵した。この方にこの夏2度合ったがもう50年もチョウを追っているそうで、赤い大型のオフロードバイクに乗り、デカイ網をもってカッコよかった。

2015:9:10:6475

次は「ウラギンシジミ」。表翅が赤く見えるシジミチョウで、以前にも撮影し数が多いのだけど、なかなか翅を開いてくれないチョウなのだ。今回もこれが精一杯。

この他にもキチョウやクロスジシロチョウ、モンキチョウ、カラスアゲハ、ジャコウアゲハ、アサギマダラ、イチモンジセセリやダイミョウセセリ、イチモンジチョウやミスジチョウ、サトキマダラヒカゲを始めとするヒカゲチョウの数々と、この日は特別チョウが多いように感じた。久々に雨が上がったからだろうか。

話は変わるが、海の上にもトンボやチョウがたくさん飛んでいるのですよ。先日もアカネが数匹船の回りで騒いでいたし、小さなセセリチョウが飛んできたし、沖合数キロなのに何しているんだろと不思議に思う。そうそう、セミが飛んでたこともあったね。


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初めて見るムベ?

2015:9:10:6404
ムベ/以前にも見たことがあるようにも思えるがマイ図鑑には入ってなかった。真ん中の小さい掌状複葉はオカウコギ/

10月10日に林道を8キロほど歩いてきたが、そのとき道路脇に掌状複葉の分厚い木の葉が地面を這っているのを発見。以前にも見たことがあるような気もするが、手に取ってみるとやはり蔓植物。

樹木にあるようなしっかりした分厚い葉なのに蔓とはいかに、と思いisa隊員の樹木図鑑で調べたらムベがヒット。ムベの実は図鑑などで見たことあるが、林道にあったっけ?ともあれ私には初の植物ということになる。

ムベの語源はこうらしい(日経新聞文化面)

 琵琶湖のほとりに位置する滋賀県近江八幡市の北津田町には古い伝説が残っている。蒲生野に狩りに出かけた天智天皇がこの地で、8人の男子を持つ健康な老夫婦に出会った。
 「汝ら如何(いか)に斯(か)く長寿ぞ」と尋ねたところ、夫婦はこの地で取れる珍しい果物が無病長寿の霊果であり、毎年秋にこれを食するためと答えた。賞味した天皇は「むべなるかな」と得心して、「斯くの如き霊果は例年貢進せよ」と命じた。


そのときからムベと呼ばれるようになったそうだ。
実際、北津田町から1982年まで天皇に献上されていたようだし、10世紀頃の法典集にも近江の国から琵琶湖のフナ、マスなどと一緒に朝廷に献上されたと載っていると深井武臣さんて方が紹介している。でも献上したのはたしかだろうが、ネーミングは違うだろな、話ができすぎている。
実を見つけたら一度食べてみたいがどんな味がするのだろ。

2011:9:2:8552
カノツメソウ/これは2011年9月2日撮影のもので、これまでヤマゼリとしていたもの/
2011:9:2:8588

少し前だが8月27日にも一つ新しい植物と出合っている。やまぼうしさんに教えてもらいカノツメソウと分かったが、2011年9月2日にこの場所で同じようなものを見つけて、それをヤマゼリとしていたのだ。

上の写真がそのときのもので、今回のと較べたらヤマゼリは間違いだと分かった。ヤマゼリは花序が大きく花も葉も違っていた。

2015:9:10:6365
カナムグラの花。こんな大きな花序が付いて、新鮮な驚きがあった/

最近、林道などで咲いた花をしげしげ見ることが多くなったが、このカナムグラのようなどこにでもあるものに、意外と大きな花序があったりで驚いたりする。
私の場合、花が咲いてない状態のものを手当たり次第に覚えていったから、花が目に新鮮なのだ。

にぎり寿司団子6兄弟の巻

2015:9:13:6481
右からウマヅラハギ2貫、イトヨリの炙り1貫、マアジ2貫、一番左は生のサバ/


いや〜にぎり寿司5回目は大失敗、寿司団子6兄弟になってしまった。シャリ作りで一度切ってさらした酢飯がなんだか酢が足りなくてもちもちしているようで追い酢をしてしまったのだ。そしたら、さらさらしたのはいいがいくら握ってもパラパラして固まらず形が定まらない。

あとで手前板前の解説をみたら飯が熱いうちしか酢を吸収しないとあるではないか。形にならないのは酢が米粒の表面に残り、すべっていたのだ。そのため何度も握り直し、団子になってしまったのだ。

ただね、初めて試したネタばかりだったけど、どれも味はよかったし、そぎ身の成形も失敗が多かったが次はもっとよくなりそうな予感もあった。

握りは右からウマヅラハギ2貫、イトヨリの炙り1貫、マアジ2貫、一番左は生のサバ。サバは釣り上げてすぐさま頭を落とし、内蔵を出して背骨の血合いも洗っておいたもの。こうすると内蔵壁に着いているかもしれないアニサキスの心配もなくなるし、すぐ冷海水に入れているのでアレルギー物質ヒスタミンも発生しない。

それに、写真は逆から撮ったが、最初の握りはウマヅラからで傷みの遅い順番に冷蔵庫から出している。ま、サバの生を食べるにはそのぐらい注意しないとね。トロッととろけるような旨さでした。

このにぎり、できはひどいけど並べるとなんとなく面白く、写真をアップしてみることに。いつになったら美しい握りができるんだろな。