湯河原・真鶴の野生生物を観察し、写真に記録すること。
サルナシはなぜ残ったのだろ?

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4日、「ヤマネのお宿」を回収する目的で、林道へ行ってきたが、その報告は次にするとして、前回のサルナシが気になり、それを確認してきた。

そしたら、ありましたよ、まだ。熟れてシワシワになりつつあるのが、手を付けられないままそっくり残っていた。前項でもふれたが、これがなぜ残ったのだろうと、再び疑問がわいてきた。ハクビシンもテンもサルナシは大好物である。

ただ、撮影箇所を示した写真の木にはてっぺんや他の箇所にもサルナシの蔓が巻き付いていて、これらには一個も果実が残ってない。周辺にも別のサルナシがあり、青い果実がたくさんぶら下がっていて楽しみにしてたのに、いつのまにか無くなっていたから動物はこれらを食べにきて、撮影箇所近くまで近づいていたはずなのだ。

だけど、ハクビシンもテンも目で見つけるのは無理だろうと思う。地上からはまず見えないし、木を登っても枝の先端からかなり離れているし、しかも夜だ。匂いだろうか?
そもそもハクビシン、テンはどうやってサルナシを見つけるのだろ?ここでも一度、それを考えてみたい。

●場所と時期を覚えている
●目で見つける
●匂いで発見する

ちょっと考えるとこんなことろだが、先に書いたように目で見つけられる確率はかなり低そうだし、匂いもいくら鼻が利くからといって、まだ青い早い時期から食べているのを考えると、ちょっと疑問。
「場所と時期を覚えている」説も、毎年同じ場所に同じだけ生ることがまずないし、エサを確実に手に入れるには弱いだろう。

で、私が今回考えた結論。ハクビシン、テンがサルナシを見つける方法とは、まず強風などで落下した果実を主に匂いで探すこと。
その落下の多少で、樹上のサルナシの多さが分かるだろう。

総合力としてたとえば鳥が食べているのを見つけるとか、匂いが強くなれば最後の確認は目だろうし、目も重要ではあるが、やはり森の中の見えないものを探すには鼻の能力が一番。私がハクビシンに気づかれたときは鼻を高く上げてクンクンやっていて、目では分からなかったようだ。

だけど、樹上高く生っているサルナシの場所を匂いで特定するのは厳しいかも。なので「落下サルナシを鼻をメインに総合力で探す」だと思う。

最初の疑問、なぜ撮影箇所のサルナシが残ったか?は、撮影箇所がからんでる木の枝先からだいぶ垂れ下がっており、ハクビシンの手足の構造では蔓をつかまえてサルナシまで行き着くことができなかった、ということではないかと思っている。撮影箇所まで6メートルもあり(前項の3mは間違い)、危険なのもあるだろう。(このサルナシ、クルマのルーフに上り3mの高枝バサミで採りました。

あと、サルナシはまだ鳥が食べられるほどは甘くはなってなかったが、旨かった。


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