湯河原・真鶴の野生生物を観察し、写真に記録すること。
自分でキズを治す木、カラスザンショ

3015:2:28:1:4261
キツツキに開けられた穴を自分で再生し、ほぼ閉じる寸前の状態。下は同じ木に3つある穴の一つでまだ現役のキツツキの巣。
2015:2:28:1:4267


2007:5:18-1
2007年に撮影したクスノキに開けられたキツツキの穴が閉じてしまったもの。穴が半分になってからほぼ全部閉じるまでおよそ1年かかっている。
2007:5:18:


白銀林道の途中に一本特別大きなカラスザンショの木があり、それに大きな穴が3つ開いていて、側を通るたび何者かが利用してないだろうかとチェックしていた。

3つの穴の内、真ん中のが一番大きく(写真下)、中に鳥の羽根がみえたことがあり、キツツキが毎年子育てに利用しているだろうと想像してた。
上下は雨水がはいりそうだとかあまり環境がよろしくないので、念入りにチェックはしてこなかった。

で、最近下の穴を見てないな〜と逆光の中探していると、ン?穴が無い。よくよく見ると、なんと驚いたことに穴が塞がっているではないか。

2007年にクスノキのキツツキの穴が同じように塞がって信じられない思いをしたことがあるが、カラスザンショも自分でキズを治すことができるようである。

このメカニズムはどうなっているのだろ? 他の木でもたぶんおなじことがあるように想像するが、松なんかは穴が開いたままだし、できないのもたくさんありそう。

しかし、閉じた穴の中はどうなるのだろ? 樹皮周辺だけ再生するのだろうか?

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コメント
この記事へのコメント
太くなる木の再生、修復能力、否、成長は目を見張るものがありますね。木に巻いている針金やロープをそのまま呑み込むように取り囲んでしまったりしますね。穴が開いていてもその部分を形成層(樹皮部分)で埋めていきます。
スマトラの南西にあるメンタワイ諸島でサル調査をしていた友人の話しでは、死産した赤ん坊は二股に分かれる木の間のところに置かれるようです。そうすると3,4年の内に木に呑みこまれてしまうようです。再び子を授かるためのお呪いのようです。

カラスザンショウの穴の話しを読んで上の話しを思い出しました。
サンショウの新葉で山椒味噌を作りました。酒の肴にも旨いよ!
2015/04/22(水) 07:55 | URL | 三四郎 #-[ 編集]
おもしろいですね。こんなことも通年同じ木の穴を観察してなければわからない。
でも木によるのかな。その木の勢いとか年齢なんかも関係するんでしょうね。
2015/04/24(金) 21:57 | URL | k-ta隊員 #m.L0USWY[ 編集]
隊長へ

二股の木の間に死産した子供を置き飲み込ませるとはすごいですね。成長が早い木なんでしょうね。

山椒味噌旨そうですね。作ってみます。

k-ta隊員へ

同じ林道へ何度通ったことか。普通ならとっくに飽きてしまいそうですが、ま、それで見えてきたものもたくさんありますね。

これからも通いますよ。
2015/05/11(月) 16:07 | URL | take隊員 #TY.N/4k.[ 編集]
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