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湯河原・真鶴の野生生物を観察し、写真に記録すること。
コンビニ弁当一つに食品添加物が300種

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具にダイコン、タマネギ、ニンジン、ネギ、油揚げなどたくさん入れたらせっかく引いた出汁の鰹の香りが消えた(ハハ)/

2015:11:9:6935
土鍋で炊いた一回目の飯は水を多くし失敗で、二回目のはこれまでで一番のができた。水と米の1対1は守らねば/

ユーチューブの「食品の裏側」を見て驚いたのがコンビニ弁当一つに食品添加物(化学物質)が300種も入っていることや、甘いジュース1本に糖分が砂糖換算で手の平に山盛り(60g)使っているなど、信じられない話がたくさんあったこと。

食品添加物を開発したり売る側だった元商社マンの安倍司氏が自分の子供が氏が開発した添加物の入った肉団子を食べているのを見て、やってきたことの間違いに気付き、大変反省し、世間に知らしめるため「食品の裏側」という告発本を書いたと言う。ユーチューブの番組では食品添加物や化学調味料を何10種類も組み合わせて世間によく知られた色々な味を作り出していた。

氏が開発した食品添加物というのは、安くできる、腐らない、色落ちしない、濃い味同じ味を保つものなどなどの魔法のような化学物質。それまで職人が大変な苦労をして世に出してたものを安直に可能にし職人の良心を悪魔に売るようなセールスをしてたらしい。

氏が言うのは「もっと自分の食べるものを疑え」。食品の裏に張られた原材料の表示は嘘のかたまり、企業の都合のいいようにできるらしい。たとえば野菜をゆでるとき色落ちしない添加剤とか腐らない添加物とか20種ぐらい使うそうだが、これらはキャリーオーバーと言って表示義務がないそうだ。

最近読んだ北大路魯山人は明治の人なのに早い時期に食の堕落をこっぴどく批判してるし、HP手前板前の魚山人さんも「食と健康」などに現代の食のあまりのひどさを表している。私はこの二人と哲学者内山節の示す社会とほとんど同根のように思うのだ。

写真は昨日の朝食の味噌雑炊と昼のワラサとイナダの握り寿司。寿司の写真はワラサのものだが、これらにはほとんど食品添加物は入っておりませぬ。雑炊は鰹節を削って引いた出汁で、ガリも自作。唯一梅干しが市販のもので少し混ざり物がありそう。こんなのをいつまでも続けたいと思うのだが・・・。
魯山人の「人間の体も心も食べるものからできている」という言葉がこのごろ本当に思えてきている。
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