湯河原・真鶴の野生生物を観察し、写真に記録すること。
風土再生の一つは食の再生(見直し)なんだろな

7665 のコピー


我が家は朝日新聞の朝刊だけとっているが最近ほとんど読まなくなっている。新聞は包丁を挟んで水分を拭き取るためや魚の鱗や骨などをくるんで捨てたり、もっぱら道具として使っているが、時に一面記事が目に入ることもある。昨日も今日も大震災関連のものが載っていて、巨大堤防に反対する住民と規定路線として推し進める行政との対立とか、避難解除された楢葉町の住人7400人のうち帰還したのはたった5,7パーセントなどの見出しが目に止まった。

巨大堤防のことは以前書いたが、新聞やTVがなぜ是か非かを資料を揃えて本気でやらなかったか、かれらに相当な責任があると思っている。
避難解除されても5,7パーセントの住民しか戻らないのは普通に考えたら戻っても生活が成り立たないからだろう。その一番はやはり放射能だろう。除染して地表や家屋で放射能が感知されないのと、定期的なモニタリングで水道水や食品(植物)などが基準値以下なのが多いから解除したろうが、それは住宅街エリアだけだろうし、あらゆる植物や動物、土の中まで調べているはずがないし、とても本気で安全と思えないからだろう。

その証拠に町のHPで見た放射能のモニタリングの2015年11月のデータにセシウム134+137が猪肉の中に6,201,84ベクレル(最大)というのがある。安全基準値が100ベクレル以下だからその62倍ものセシウムを体内に持っているということだ。他に基準値を上回っているのは特産品の柚子だけで、柿や山芋など他の食品は基準値を下回っていた。セシウム134はほとんど検出されず137だけだが、そもそも基準値を甘く設定しているのが日本である(たしか)。

しかし、猪肉はいつどこのものを測っても基準値をはるかにオーバーしているのである。それが何を意味しているか考えなくても分かるよね。植物のセシウムは徐々に少なくなっているのにイノシシは高いまま。これは爆発時に被曝しただけではなく、森の中であらゆるものを食べて蓄積してると考えるのが妥当だろう。ここでふとイノシシが好きなタケノコやキノコ、根茎類の放射能を計測してなかったはなぜだろうという疑問が・・・。そういえば湯河原でも基準値を超えた茶葉も載ってなかったような。柚子も茶葉やしいたけ同様セシクムを吸収しやすいのだろうが、これとて5年近く経っているのにオーバーするのは土中にセシウムがまだたくさんあるとしか考えられないではないか。避難解除を決定した人は自ら住んでみせなさいよ。

イノシシが汚染されているならタヌキもテンもハクビシンも、昆虫もみなそうだろう。山を森を除染できるわけもなく、人間が戻って野菜を植えたり田んぼを作ったりしても、その恐怖はずっと続くのだ。風土とはその土地の自然そのもの。人間は本来そこで採れたものを食べて生き安心するのである。それが根本から壊れてしまっているのだ。

写真は今日の朝食の「たまご・味噌雑炊」とおかず。雑炊の中身はあげ、しいたけ、大根、たまねぎ、にんじん、ねぎ、たまごと具沢山。ご飯は小さなお椀8分目と少ないが出汁をたくさん入れて泳ぐくらいにしている。ささがきごぼうと大根とにんじんの酢の物。あと、ノルウェーサバ。しいたけもスーパーで買ったものだし、これらの産地はまったく分からぬ。これもグローバル化だな〜、風土じゃないね。
追加:昨日スーパーで野菜を買ってよく見たらほとんどに産地が記入されていた。まあ、⚪️⚪️県だけだけどないよりはましだができたら⚪️⚪️町まで入れて欲しい。でも、なるだけ近くで生産されたものを食べたいのは変わりない。
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