湯河原・真鶴の野生生物を観察し、写真に記録すること。
リスの松ぼっくり貯食


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写真(1) 風で鱗片が飛ばされ、落とされた土が残っている状態/これで埋められていたのが分かる/

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写真(2) これも土がよく見え、埋められたものと分かる/鱗片は閉じたもの/

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写真(3) これも鱗片が閉じたもので、落ちた土が鱗片の内側にも乗っている/


ニホンリスはオニグルミの他に松ぼっくりも多く貯食する。
その詳しい資料がどこにもないから手探りで調べるしかなかったが、2011年4月3日、埋められたのが確実だろうとというエビフライをたくさん発見した。

写真を見れば一目瞭然だろう。倒木の上のエビフライの回りに、黒い土がボロボロとあるのは、埋めた松ぼっくりの鱗片を剥がすとき付着した土が落ちたものだ。

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写真(4) 白いエビフライで長いヒゲが残っているから、子リスが食べたのもか?/これだけが2010年5月4日のもの/

そして、このエビフライは白いものが多いのに気づかされる。それがなぜだろうと細かく見ていくと、鱗片がどれも反り返らず、閉じた松ぼっくりなのが分かる。
写真(4)の閉じた松ぼっくりでエビフライが白いのは、元が青い松ぼっくりだったからとするとスッキリする。そして、青いエビフライに多い、長いヒゲが同じようにあるのは、食べ方がヘタな子リスの仕業で、まだ筋が強いからではないか。

地中に埋められた青い松ぼっくりは、ゆっくり褪色し、鱗片は茶色に変色していくのだろう。内側は白っぽいが、外側は茶色が濃くなっている。

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写真(5) 真っ白いエビフライで、鱗片の内側は青い松ぼっくりと変わらない/これで青いときに埋められたのが分かる/

だけど、写真(5)はエビフライもはっきり白だし、鱗片の内側など、前項の青い松ぼっくりのものと変わりないほど。間違いなく青い松ぼっくりを埋めたものと分かる。

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左が2、3時間前に作られたエビフライで右が5日後に撮影したもの/

参考までに真新しいエビフライと5日後に撮影の褪色したエビフライを並べてみた。
エビフライを見るときはこの褪色、自然な変色を頭に入れておかなければダメなのだ。

これらから、リスが貯食する松ぼっくりは、閉じたものがほとんどで、しかも青い松ぼっくりから埋めているが分かってきた。



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