湯河原・真鶴の野生生物を観察し、写真に記録すること。
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鱗片を開いたエビフライと閉じたもの


2013:2:26:2281
(写真1) 鱗片は反り返っているが、エビフライは閉じた鱗片のもののように根元から削られている。


鱗片の開閉で大きな勘違いをしてたことに気づいた。鱗片はリスに剥がされてからも湿度の変化で反り返ったり、戻ったりを繰り返していたのだった。
過去の写真のエビフライに、疑問なのがいくつかあり、調べていたらネットに鱗片の開閉の仕組みを研究したものが見つかり、やっと分かった。
「松ぼっくりを開閉させる組織と細胞壁の構造」森林総合研究所/関西支所長 藤井智之


疑問の一つが(写真1)で、鱗片を根元から齧り落としているのに、側にある鱗片が反り返っていた。鱗片が開いた松ぼっくりの実を食べるとき、鱗片は途中から切り落とされる、と経験的に思っていたが、これは根元から落とされている。


2008-9-26-0004.jpg
(写真2、3) 青い松ぼっくりの鱗片は開かない。そして、すべてが根元から齧り落とされている。
2012:8:28:3:9134


そして、開閉の仕組みが分かってからあらためてエビフライを見直していくと、いくつかはっきり見えてきた。まず、青いエビフライの鱗片は開閉しないし、反り返らない事実がある(写真2、3)。そのエビフライの鱗片はすべて根元から落とされている。
それから、開閉する茶色やグレーのエビフライを見て行くと、、鱗片が途中から落とされているもの(写真4上)、根元から落とされているものと(写真4下)2種類に分類された。


kaihei1:4525
(写真4) 開いた松ぼっくりが上で閉じたのが下。開いたのは実の入る穴が広がっている。

kaihei:2:4539
(写真5) (写真4)の尻尾近くを拡大したもの。左が鱗片を開いていたのが分かる。
2013:2:26:2268
写真(6) 開いた松ぼっくりには根元に切歯が入らないのだろうか?


写真(5)で見るとよく分かるが、わりと深く齧り落とした鱗片でも、根元の穴が大きく膨らんでいる。これが開いた松ぼっくりの証拠で、深く削り落とされているのが閉じた松ぼっくりだろう。
これがたぶん正解だろうが、これからも検証し続けていく必要がある。




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コメント
この記事へのコメント
エビフライや林道や山のことなど、お話しを聞いているだけでわくわくします。
緑のエビフライは一度見ただけです。
あまり山にも行けませんが、これからも素敵な記事を読ませていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
2014/02/18(火) 16:02 | URL | かぜくさ #3fIBvpkA[ 編集]
かぜくささま

まさかこのブログを読んでいただいているとは思いもよりませんでした。
こちらこそよろしくお願いいたします。

「かぜくさ」のペンネーム、いいですね。
がんばって楽しい記事書くようにいたします。

2014/02/18(火) 16:45 | URL | take #-[ 編集]
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