湯河原・真鶴の野生生物を観察し、写真に記録すること。
原発はいらないよ!


fukusima-018.jpg
11年前に撮影した福島第一原発。高さ5、6mのテトラがあるが、防潮堤は見えない。

fukusima-014.jpg
第一の南10数キロにある福島第二原発。こちらも防潮堤が見られない。

TKY201103300536.jpg
借り写真/東北電力の女川原発は14〜17mの津波を受けたが、15mの高台にあり助かったようだ。


震災直後にも掲載した写真だが、これを拡大してよく見ると、テトラの高さはせいぜい5、6メートルとごく普通。その先に防潮堤も見えないし、13mの津波がくる想定などまったくないように見える。
福島第二原発もそれは同じで、こちらも相当大きな被害を受けているはずだが、調べてみたら一時全電源が喪失し、半径3キロ以内の住民に避難指示が出ていた。なおも翌12日には緊急事態が宣言され、半径10キロの住民に避難指示が出ている。

ところが第二は4系統ある外部電源の内、たまたま一基が生き残り、それをとっかかりに全員で仮設電源ケーブルの工事をし、なんとか冷温停止できたよう。地震が人手の足りない土日だったら、どうなっていたか分からない、危機一発、紙一重の作業だったらしい。それと、第一から10数キロ離れていたためか津波の高さが9メートルと少し低かったことがある。(ただし、第二は第一の避難エリアにあり、情報がまったくとれないから、いまどうなっているか、外部の人間が知ることができない。あやしいと言う人あり)

この二つの原発は9,1メートルの津波を想定した安全基準を元に建てられたと言うが、先に言ったように、私にはまったく無防備のように見える。同じ15メートル以上の津波が襲った女川原発の被害が小さかったのは重要な建物が15メートルほどの高さに建てられていたため。
女川原発の写真を見ると、テトラの高さは同じだがその先に防潮堤のような高い壁があり、これが15メートルの高台なのだろうと思えた。

女川原発は福島の東京電力と違い、東北電力。過去に何度も津波の経験があるから、設計の段階から津波を想定していたのだろうと推測される。一方の東電は、自然をなめきっていたんだろうね。
前にも書いたが、海から見る写真の左側の断崖に土がむき出しになっている部分があるが、これは普通に考えれば波が何度もぶつかったためできたもの。実際、津波の映像にここに超大波がぶち当たるものがあった。そんな場所に建てていいのだろうか。

原発の安全性など、もともとデタラメなものだろう。隕石が落ちたり、ミサイルが打ち込まれたり、航空機が突っ込んだりしたら、完全にお手上げではないか。私が小さなボートで近づいたら、一応警戒船が出てきたけど、足の遅い作業船で、もしこちらがロケットランチャを持ってたら簡単に撃てた。きな臭い政策を次々打ち出す現政権だから、どこかで恨みを買って、いつテロにやられるかもしれない。
そんなだから余計に原発はいらないと思う。


追記:やはりそうだった!

ネットに次の記事が載っていた。

『869 年の貞観大津波を詳しく調べていた元東北電力副社長、平井氏(故人)は、女川原発の設計段階で防波堤の高さは「12 メートルで充分」とする多数の意見に対して、たった 1 人で「14.8 メートル」を主張し続けていたとのこと。最終的には平井氏の執念が勝り 14.8 メートルの防波堤が採用されることとなったが、40 年後に高さ 13 メートル津波が襲来することになるとは。氏はさらに、引き波による水位低下も見越していたとのことで、取水路は冷却水が残るよう設計されていた。』

当時国は9,1mを安全基準としていたから、12mはそれでも高かったのだろうが、安全を考え、歴史・風土を学んだ平井氏が正しかったということ。福島第一と同じ構造の女川原発が、もし福島と同じように経済効率優先で建てられていたら、第二も含めて同時に3個所全部の原発がメルトダウンしてたら、どうなっていたか。女川原発から30キロ圏内には石巻市、東松山市も含まれる。今の数倍もの避難者が出てた可能性もある。それでも原発を再開しようと言えただろうか? 女川の周辺は石巻や塩竈も含め、日本の最大漁業基地。いまでも壊滅的なのに放射能に汚染されたら、二度と立ち直れないのは間違いない。
助かったのは奇跡だろう! 宮城県は平井氏の銅像でも建てて、感謝したほうがいい。

これからは安全なバイオマス発電や小さな水力発電所をいっぱい造り、労働者をたくさん雇い複合的な仕事をやり、地域が活性化していくようにしてほしいと思う、のだが。

スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://takezoumaru.blog.fc2.com/tb.php/71-1b73953c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック