湯河原・真鶴の野生生物を観察し、写真に記録すること。
林道の公共工事の一年後の変化


2014:6:16:2297
今年3月に終わった法面工事跡。
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その隣りの昨年3月に終了した法面工事跡。


昨日は天気もよく、林道を5キロほど歩いてきた。写真はそのとき撮ったもので、上の写真は今年3月に終了した法面工事後、下の写真がその隣りにある一年前の3月に終えた同じ工法の法面工事後。

今年の工事後にはまだ植物は多くないが、昨年のにはびっしり生えていて、網目のようなモルタル部分がまったく見えない状態。

この工法、調べてみたらソイルクリート工法(簡易吹付法枠工)と呼び、法面を完全に平らにしいないままモルタルを吹き付け、安価で斜面の崩落を抑えることができる工法とか。
また、植生基材吹付工(網目の枠の中に植物の種の入った土のようなものを吹き付けることだろうと思う。厚さ3〜10センチとあった)と併用することで、写真下のように植物を育て、美観を損なわないのだとか。

ま、以前のは法面に金網を貼付ける工事だったり、落石防止のネットを建てたりするものだったが、白銀林道では昨年からこの工法にしたようだ。
だけど、法面全面に一度モルタルを吹き付けているわけだから、草本は育っても、大きくなる木本にはどうだろうか。また、モグラだとかネズミ類も穴を掘ることはできないはず。

下の写真の植物のほとんどは、吹付けに入っていた種が発芽したものではなく、周囲から飛んできたものだろう。ま、自然の一年の変化を並べてみた。


2014:6:9:2189

上の写真は、前回9日に発見したタンザワイケマ。これを昨日の散歩中にも確認してみた。
タンザワイケマは昨年やまぼうしさんらが発見してくれたが、今年はそれが見つからなかったから、枯れてしまったのだろうと思う。以前に撮影したものは場所が分からないし、毎年探している植物でもある。

それを見つけたのはいいが、ほんと路端に生えていて誰かが踏んづけたり、草刈りされる可能性が高いのだ。種が綿毛で空を飛んできたのだからそう遠くないところに親がいるはずと、周辺を探しても見つからない。

県植物誌では丹沢周辺以外では箱根にも分布がなくて湯河原のYU-1のみの記載があるだけ。林道はYU-2だから新産ということになるので、なんとか安全な場所に見つけたいけど、うまくいかないな〜。

2014:6:16:2319


林道ではクワの実、モミジイチゴ、クサイチゴ、写真のニガイチゴなどを味見しながら歩いたが、どれも甘かった。
その甘いクワの実が大好きなニホンリスが、以前なら数本のクワの木のどれかで見られたけど、今回じっくり観て行ったものの、どこにも姿がなかった。さみしいね〜。

今日は午後から海。

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コメント
この記事へのコメント
リスが見られなくなって、何年目かな?
丹沢の奥野林道や伊勢沢林道で、追っていた10頭前後の非常に小さいサルの群れが消えてしまって、動物のフィールドサインの方に対象を移しました。追っていたサルの群れがどこかへ消えてしまってから3、4年は、否、今もさみしいです。
2014/06/18(水) 07:49 | URL | 三四郎 #-[ 編集]
丹沢のサルが消えたのに、シカが増えて林床に植物がなくなったのは関係ありませんか?


湯河原のリスは数を減らしてますが、細々と生きています。白銀山あたりにもいますから、ゼロになることはないと思うのですが・・・。
2014/06/21(土) 05:25 | URL | #TY.N/4k.[ 編集]
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